ぼくは、オオカミ28才 ♂ 名前のないぼくだった。
でも、昔は、「ゴンタ」とよばれていた。なぜかその「ゴンタ」という名前がぼくの名前になっていた。もうずい分年をとっている。狩りが出来なくて最近のご飯は少ない。
ある日ぼくの家に、一通の手紙が届いた。その手紙の内容は、
『サバクの向こうの遠い山のやぎです。
この手紙を見ているあなたどうぞ友達になって下さい。』
という内容だった。実はゴンタは友達が、いなかった。
昔は、名前が分からないほどオオカミがたくさんいたのに、遠い山のさらに向こうの山に住んだり、死んでいったり、そんなことがあって、ボクは、いつの間にか独りぼっちになっていた。オオカミのボクは、ヤギがエサだけど、友達ができるのはうれしい。そう思ったボクは、さっそく手紙を書きはじめた。
『サバクの向こうの遠い山のヤギさんへ。
ボクは、オオカミだけどこわがらないでください。
名前は、「ゴンタ」。
あなたの名前と、得意なことなどあったら、また手紙下さい。』
という手紙を書いた。しかし、ゴンタは困ってしまった。なぜかというと、遠い山まで行く体力がないからだ。
すると、おこり顔のラクダがゴンタに向かって、ドスンドスンドスンと、近づいてきた。ゴンタはふるえながらも、ラクダに、
「遠い山までこの手紙を届けてくれませんか?」
と、言ってみると、
「んじゃーいくらかくれたらやってやろう。」
この時代の金は、肉だった。
「じゃーいくらです?」
ボクは、聞いた。
「じゃー……2キロだなー。」
(うえーーそんなにーーーーーーーーーーーーーー)
と、ボクが心の中で思っていると、どうやらラクダは、それをボクの顔から読みとったらしく、いやな顔して去っていった。
仕方なくサバクの向こうまで歩いていった。
すると、グットタイミングの事に、ノホホーンとした顔のやさしそうなラクダがやってきた。でも、そのラクダは、ぼくをおおかみだとしってにげていった。
とても悲しかった。
(ぼくが、オオカミだからいけないんだ。ラクダに、にげられると、オオカミのエサのヤギも、きっと……………。)
と、ぼくは心の中で思った。
すると、!!!!!
のほほーんとした、ラクダが、Uターンしてこっちにもどってきた。そのラクダは無口のまま、ぼくの手紙を、持っていってくれた。食べるのかも知れないけれど、少し、うれしかった。
{その、数日後}
ぼくの家の方に、ラクダが、歩いてきた。そのラクダの口には、何かをくわえている。紙?????????
ラクダは、無口だけど、笑っていた。そして、その口にくわえていた物を、ぼくにわたした。すると、そのラクダは、歩いていった。
ぼくは、(この前の、お礼を言わなくちゃ。)と思って、
「この前は、ありがとう。」
と言った。すると、そのラクダは、止まって顔を少し横に曲げたまま、
「また、いつでも。」
と、カエルがしゃべっているような声で言うと、また歩き出した。ぼくは、ラクダにもらったものをみた。すると、遠い山のヤギさんからの手紙だった。さっそく手紙を読んでみた。
『ゴンタさんヘ
ゴンタさんは、オスですか? わたしは、メスです。
名前は、「サクラ」です。優しいオオカミですよね??
食べたりしませんか?
こわがりや。サクラ より』
という手紙だった。ぼくは、少し不安になった。でも、友達になりたいと思う気持ちの方が、とてつもなく大きかった。ぼくは、その一心を胸に、手紙を書いた。
『遠い山のサクラさんへ
「ぼくは、オスです。」こんど、サバクと遠い山の間を取って、 いっしょに、会いませんか? 楽しみにしています。
願っている ゴンタ より』
(友達になれるかなあ??)
と思いながらも、ラクダさんにたのんだ。
すると、早くも、サクラさんからの手紙が来た。とても、どきどきした。
『ゴンタさんへ
いいよ。』
手紙は3文字の、手紙だった。たったの3文字だったのに、とてもとてもうれしくなった。
{次の日}
今日は、いつもより早く起きた。少しねむい。
だけど、うれしい。ぼくはもうずいぶん年だから、ラクダさんに乗せて行ってもらった。乗っているとき、とてもきんちょうした。ついた。
サクラさんはもういた。まずは、ごあいさつ。
「ゴ、ゴンタです。」
ぼくは、一言一言言う事にきんちょうした。
「サクラです。」
サクラさんは、ぼくとちがって落ち着いていた。するとサクラさんが、
「今日、本当は、28才の誕生日なんです。」
といきなり言ってきた。ぼくは、おどろいた。こんなにステキなサクラさんが、ぼくと同い年なんて………。
{その夜}
ラクダさんと、ぼくと、サクラさんで、サクラさんの誕生日祝いの、歌を歌った。
「ハッピーバースデーサクラさーん ハッピーバースデートゥーユ ー。」
サクラさんはとても笑っていた。
最後に、誕生日プレゼントをぼく達二人からわたした。ラクダさんからは、そこら辺の葉っぱを合わせて、葉っぱのクサリ。ぼくからは、同じく葉っぱの指輪をあげた。サクラさんは、
「とてもきれい。」
と言っていた。ぼくは、うれしかった。ラクダさんもうれしそうだった。
すると、サクラさんが小さな声でこう言った。
「こんなすてきな誕生日祝い、何年ぶりかしら。」
(ぼくは、サクラさんも同じ思いをしているのかなぁ)と思った。 実の事を言うと、ぼくも7才までしか誕生日を祝ってもらっていないんだ。今、誕生日を祝おうとしても、生年月日を忘れてしまったわけだから祝えない。
じゃあ何で28才だって分かるかって。それは、1年1年は知っているから、1年たつと1才上になるということ。ぼくもこんな誕生日祝いしてほしいけどなぁ~。
それからというと、サクラさんとはほぼ毎日会っている。たまに、食べたくなるけれど、ぼくはサクラさんと一緒にいるから、サクラさんにこう言われたんだ。
「ヤギとか、肉を食べるのはやめて。」
と言われてからというもの、ヤギといっしょの草を食べるようになった。意外と肉よりか草のほうが美味しかった。最初に食べた時は、(ゲロマズ)だったけどね。
さて、ぼくの出番がやってきました。ぼくの名前は、
[ミス・カイセツバメ]私がやるこのコ~ナ~は、やくし語を皆さんにかいせつするコ~ナ~です。今、(ゲロマズ)とでましたが、(ゲロマズ)というのは、(ゲロ=ゲボ)ゲボをはくほどマズイ。
と言う意味です。OK????????? よろしい。
以上[ミス・カイセツバメ]からの緊急ニュ~スでした。
あれから何ヶ月かたって、初めての手紙の事をはなした。
「あのサクラさんから送られてきた手紙は、とてもうれしかった。 何よりあの、 『友達』 という言葉が今でも頭の中に残ってい るよ。」
ぼくは、あの時のことが今でも忘れられなかった。すると、サクラさんが、
「私はあの、 『ぼくは、オスです。』 という文字が、自信のあった7文字に見えてとても印象に残っているわ。」
それからというとぼく達は、38才になっていた。
あの誕生日祝いから、[10年]がたった。
いつの間にかラクダさんは、[ラクダ配達員]になり、今でも、セッカセッカと配達員の仕事をこなしている。時には、タクシーみたいに連れて行ってくれたり、とても便利。今は昔とちがって、「ラクダさん」ではなくて、「ラクダ配達員」と呼んでいる。
ぼくとサクラさんも、「ゴンタ」、「サクラ」と呼ぶようになった。
ぼくとサクラは、あの誕生日祝いの10年後(9月28日)に結婚し、怒り顔のラクダさんとはすっかり仲の良い友達になった。
結婚祝いには、怒り顔のラクダさんと、ラクダ配達員に結婚祝いをしてもらった。ウエディングケーキはとても大きくてとても美味しかった。とても楽しい1日だった。
毎年9月28日には、2人だけではなく大勢の人に祝ってもらっている。そのときにもらえるプレゼントがとてもうれしい。最近は、ぬいぐるみ系や時計類が多い。
ぼく達2人は、結婚してから1度もケンカをしたことがない。毎日とても幸せに暮らしている。
2010年3月31日水曜日
「ななのいなか生活」 武田芽美
第1話「いなかのいいところ」
ガタガタ……ガタガタガタガタ………。
(みんなとも、おわかれか……。)
この子は、花木なな、十才。生まれたときから、とかいぐらしで、
いなかが、大っきらい。そんななながいなかにひっこすのには、あ
るわけがあった……。
1ヶ月前……。
ななのお母さんが、急に苦しくなって、病気にかかってしまった
のだ。ななは、げいいんを知らないが。とにかく!!! 病院の先
生が、「空気のきれいなところに行ったほうがいいですね。」と、
いったのだ。ななは、最初は、いやだったが、お母さんのためだ。
しかたがないので、いなかに行くことになった。
ガタガタ……ガタ……キキー。
着いた。
「ハアー。」
なんだか気が重い。
家までは、川や、畑や、田んぼがあった。家は、石の階だんの、
上のほうにあった。(トトロかよ。)そう思っていると、
「なな、あそこが家だよ。」
お父さんが言った。しかし、そのとたん!!、ななは、にげだした
くなった。な、……なんと!!……、目の前に、見えたのは……
「う、おんぼろ……。」
そう、おんぼろというのは、きっとこういう物をいうときに、使う
んだろう。と、思うくらいおんぼろだ。
「やだーーーーー!、こんなとこ住みたくなイーーーーーー。」
ななは、さわぎだしてしまった。
「なな、お母さんのためだぞ!」
その声で、ななは、しずかになった。
すると、お父さんが、
「なな、中に入ってみようか。」
と、言った。ななは、(中もおんぼろだ。)と、思ったが、中に入
ることにした。
ガチャッ!!
なんと!、ななの予想は、みごとに……、当たったのであった。や
っぱりぼろだった。
「よーし、ひっこしおわりー!」
お父さんの声がした。ななは、まだ、なにもかもが信じられなかっ
た。悪夢を見ているようだった。しかし、それは、げんじつだった。
「なな~、ご飯だよ~~。」
「はーい!、今、行くよー。」
ななは、長い長いろうかを歩き始めた。タッタッタッタッタ……。
しかし、おんぼろだがけっこう広い……。
台所からいいにおいがしてきた。(焼き魚か……。)台所にはいっ
ても、あいかわらずぼろだった……。
こうして、悪夢のような、ななのいなか生活一日目が終わろうと
していた……。
二日目……
「おーい!! なな~~~。」
今日は、一日中いそがしかった。この、おんぼろやしきのそうじだ。
まあ、リホームまでは、いかないが、よごれたかべや、ゆかなどを
そうじしたのだ。ぼろやしきはそうじしてもぼろだか……。
おしいれをそうじしていると、なんと中から不思議な巻物がでて
きた。ちょうちょの絵がかいてある。ななは、その絵に見覚えがあ
るのに気がついた。それは、お母さんがくれた物だった。キラキラ
光っている、ちょうちょのペンダントだった。でも、ななには、そ
の横にかいてある字がわからなかった。そこで、
「よくわかんないな~?」
と、つぶやき、ポケットにおしこんだ。ななは、ベランダから外を
見た。そしてなぜか、(明日、村に行ってみようかな~……。)と
思ったのである。
「なな~。おふろは入りなさ~い。」
お父さんの声だ。ななは、よいしょと起きあがった。そして、なな
は走り出した、長い長いろうかを………。
三日目……
「お父さ~ん!! わたしのランドセルしらない~?!」
今日、ななは村へ行くひまなどなっかた。いや、村に行くって言
えば行くんだけど、遊びに行くのではないのだ。そう、ななは今日
から学校に行くのだ。
「なな、階だんの下のこが、つれっててくれるって! お前と同じ
4年生だってよ。」
お父さんが言った。ななは、ご飯を口の中に入れて、魚を口の中に
おしこんでから、
「どんだ、びど?」(どんなひと?)
と、聞いた。
「えっとね~~。」
と、お父さんが言いかけたとき、
「な~なちゃ~ん。さきで~す。」
大きな声がした。ななは、ランドセルをしょって、
「いってきま~す!」
言うが早いか家を飛び出した! 庭を、通って階だんを下りると、
かわいい女の子がいた。ロングヘアーの優しそうな子だ。
「おはよう。」
なながいうと、
「おはよう、ヨロシクネ! ななちゃん!!」
なんと、声までかわいかった。
ななは、学校に行くとちゅう、いろんなことをさきに話した。
「私、都会のほうから来たんだ。学校のみんなは、どんな人?。」
などなど、色々聞いた。さきは、一つ一つのしつ問に、ていねいに
答えてくれた。
学校に着いた。小さな学校だ。木やわらでできていて、ななの家
よりぼろだった。みんな、男子は、ぼうずだし。生徒は、5人位だ。中に入ると……もちろんぼろだった。
「あら??? 花木ななさん??」
ふりむくと、先生らしき人がいた。
「よかった~~。来たのね。あなたは、4-1よ。」
そう言ってななをぐいぐい引っぱっていった。
ガラッ!!
みんながこっちを見ている。(あっ、さきちゃん。)さきと同じ
クラスだった。
「みなさん! 今日からこのクラスになった花木ななさんです。さ
っ、自己しょうかい!」
先生から言われ、ななは、
「今日からこのクラスになります、花木ななです。色々わからない
ことがあると思うので、教えてください。」
初めてのわりには、上手に言えた。すると先生が、
「花木さんは都会のほうからやって来たのヨネ。じゃあ席は~。」
先生が言いかけたとき、
「はい! 私のとなりがあいています。」
と言う声がした。見てみると、なんとさきちゃんだった。すると先
生が、
「じゃあ、植木さんのとなりネ。」
と言った。
ななは、さきのとなりに座った。
授業が始まった。初めは、ななはどんな勉強か不安だったが、すぐ
安心した。なぜって? それは、ぜ~んぶ前の学校で習っていたか
ら。ノートに上手に書いたり、すらすら問題をといたりするななに、
さきはびっくり!!思わず、
「ななちゃん、すごいネ☆」
と言ってしまった。
ななはとくいになって、問題をどんどんといていったのである。
カラ~ン、カラン、カラン。
ベルが鳴った。昔っぽい。
「今日は終わりです。」
先生が言った。
すると、みんながななの周りに集まってきた。そして、
「すごいね。」
とか、
「前の、学校はどんなの?」
とか、色々聞かれた。そして、今日、みんなで野の山で遊ぶことに
なった。
ななは、家に帰ってから急いで行った。
着くと、もうみんないた。そして、みんなで森に入った。森の中
で、みんないろんな遊びをした。男の子は、虫取り。女の子は、花
つみをやっていた。ななは、いっぱい楽しんだ。そしていつのまに
か、(いなかも、いいかも……。)と、思ったのだった。
ちょうちょの、秘密は、わからなかったけど、ななはこう思う。(きっとこの、ペンダントは、わたしに、友達をくれたんだ。)と。
家に帰ると、ご飯が、できていた。
「なな~、ご飯だよ。」
「はーい。」
今日も、いつもどうりの、晩ご飯。
明日は、ななにどんなことが、おこるのかな??
第二話「友達になるために……」
「お父さーん、いってきまっす~!!」
「いってらっしゃい~。」
階だんを、おりていくと、いつもどおり、さきがいた。
「おっはよ~!。」
「おはよー、ななちゃん☆」
「行こっ!」
「うん!」
ななは、いなかが大っきらいだった十才。4年生だ。でも、今は
いなかが大好き☆ 毎日とても楽しいのだ。
学校に着いた。もうみんないた、
「ななちゃ~ん、おはよ!」
「おはよ~☆」
みんな(まあ、5人くらいだけど……。)とっても、仲良しなんだ!
みんなと、話したり、じゅんびをしたりした。席に着いて先生を、
待つ・・・・・・。
ガラ!!!!!!!
ドアが開いた。先生と……、ななたちと同い年位の子が、入って
きた。みんなザワザワしていた、(わたしと、同じ感じだな……)
ななは、そう思った。
その子は、かわいい子だった。でも、ちょっと気が強そう、(こ
うゆうの、クールビューティーって、いうのかな~? でも、なん
か女王様って感じ……。)
「みんなー! 今日からやって来た、関根みのりさんよ! 花木さ ん! あなたといっしょで、都会の方からきたんですって!」
先生が、しょうかいするとみのりは、な、なんと、
「ぼろいわね~、まっ、みなさんも、どうせびんぼう屋敷に、すん
でるんでしょ?」
と、言った。(うわっ! なにこいつ?!)ななは、かなりむかついた!。
みのりの声に先生も、みんなも、かたまってしまった。しばらく、
ちんもくがつづくと、
「先生、席はどこですか!!?」
と、みのりがこわいこえで、聞いた。
「え、ええーとー、そ、そうねー……。どうせなら、席がえしまし
ょう!!」
「えっ!?」
先生の、声にみんなおどろいた! だって、2週間前に席がえを、
したばかりだったからだ。でも、みのりもいるので、みんな、
「い、いいよー。」
と、さんせいした。でも、いつもの席がえならみんな思うことがち
がうのに、今日は、同じだった。それは『みのりととなりになりま
せんように・・・・。』だった。みんな、あの言葉が、つっかかっ
ていた。しかし、6人中、5人は、願いがかなって、1人はかなわ
ないんだ。ざんこく………。
席がえのしかたは、くじびきだった。みんな、1枚1枚さわって
とっていったので、十分くらいかかってしまった。
ななは、紙をとったあと、みんなが取り終わるまで待っていた。
そして、最後の人が取り終わった。ななは、そおっと、そおっと、
紙を見た。番号は2番だった。となりは、未来だった。(よっしゃ
~!やった、やった、ホッホ~イ!☆)それから、みのりのとなり
は、だれなのか見た。たぶん、ほかの5人は見たと思う。1人は、
かわいそうだけど、やっぱり見たーい! みのりは、さがさなくて
もすぐわかった。なにしろ、人数が少ない。となりを、見ると……、
な、なんと……さきだった。(ウッソ~、さきなの……!?)さき
は、がっくりしていた。
「さきちゃん、かわいそー!!、ね、ななちゃん!」
「う、うん……、さき、か弱いから大丈夫かな~? 私は、未来と
でよかった~!」
2人で、話していると、みのりが、
「すいません! 私、目が悪いんで、前にしてください!」
と、言った。すると、先生が、
「じゃあ、未来ちゃん、席かわって。」
と、言った。
「えっ?! あ……、は、は……い……。」
「えっ!!!!!?」
「ご……、ごめんね……、ななちゃん……。」
みのりと、未来が、席を立った。(な、なんで……?! ちょっと
ー。)
みのりが、ななの隣に座った。(ど……どーしよー?)とまどっ
ていると、みのりが言った。
「あんた、あたしと同じところから来たんだって!? こんなとこ によくいれるね!」
ななは、最初は、なんていったらいいのかこまった。けど、やっと
「……そ……、そんなこと……、ない……、ないよ……、み……、 みんな……、仲いいよ……、ア、アハハー……。あっ、あの……、 みのりさんも……とも……、あのね……、そ、その……、と……、 友達に、ならない!!!?」
と、言えた。言えると、ホッとして、力がぬけた。
すると、みのりは、
「はあ?? 何いってんの? 私あんたたちみたいないなかやろう と、友達になる気ないから!! だいたい、とかいのやつが、い なかのやつと仲良くしてんじゃないわよ!! もう、話しかけな いでよ! フンッ!」
プツンッ!と、切られてしまった。
こうして、学校が終わった。学校が終わると、みんなは集まって、
今日、どこで遊ぶかなど、話し合った。
その間も、ななはみのりのことが気になって、しょうがなかった。
みんなと話していながらも、ときどき、先生と話している、みのり
のほうを、ちらちら見ていた。
そして、野の山で、さきと未来と、美優紀と春菜と遊ぶことに、なった。
「ねえ~、みのりちゃんもさそう??」
「ことわられそ~。」
「いなくてもいいじゃ~ん。」
「でも、仲良くなったほうが、いいよね?~」
みんなが、話している間も、ななは、あの言葉のことを考えてい
た。(みのりさん、友達いないのかな?? 最初のころの私とちょ
っとにてるかも……。)
「じゃあ、ななちゃんは?」
と、言う声がした。つづいて、
「いいね! それ!!☆」
「ななで、いいかな?……」
「えっ、あっ、いいよ~。」
ななは、その言葉の意味を知らないのに、答えてしまった。
「やった!! ありがと~。じゃ、ななちゃんよろしく~☆ じゃ
あ、野の山で!!」
「えっ!? ちょ、ちょっと、よろしくって、どうゆう意味??」
「だーかーらー、ななが、みのりさんに、今日いっしょに遊べるか、
聞くんでしょ!☆ じゃ、そうゆうことで、なな、バイバイ☆!」「えっ!? あ、あの~ね~……」
あ~あ~、やっちゃたあ~~。(とにかく! みのりさんに聞く
しかない!!!ど~しよ~。)
ななは、ちょうど、先生と話し終わったみのりに、近づいていっ
た。そして、
「……、あ、あのっ!……、えっと……、きょ、今日……、みんな で、野の山で……、あそぶんだ!……。で……、あの……、え、 えっとお~…………、い……、いっしょ……、に……、い、行か ない?……、え、えへ……。」
みのりは、しばらく、だまって、ななを見ていた…………。が、
バッと立つと、サッサッと、行ってしまった。
「まっ、まって、みのりさん!!」
ところが、みのりは、
「フン!!」
と言って、走って、行ってしまった。
「あ……、(みのりさんに、私、きらわれているのかな……?…… どうしよう……。)」
ななは、そんなことを考えながら、家に帰った。
そして、野の山へ、行った。野の山でも、ななはみのりのことばかり、考えていた。
キーンコーンカーンコーン。チャイムがなった。
「じゃあ、また明日。バイバ~イ☆」
ななは、走って家に帰った。
家に着くと、ベランダ(?)から、外を見た。
ミーンミーンミーン
せみが、さわがしく、鳴いていた。夏だから、まだ、明るかった。ぼーっとしていると…………、お父さんが来た。
「なな、どうしたんだ?」
「……、ねえ……、お父さん……、もし、なかなか友達に、なれな い人がいたら、どうする?……。」
「うーん、そうだなー、人それぞれ、友達になるなり方は、ちがう と思うな~。たとえば、ななはさきちゃんと、すぐ、仲良くなれ ただろう、でも、それがあるように、なかなか友達になれないこ とも、あるんだ……。だから、あんまりあせらなくていいと思う よ。でも、一番いいのは、相手の気持ちを考えることだよ。人の 気持ちなんて、わからないけど、一生けん命、わかろうとするこ とが、大切なんじゃないかな?」
「……、そっか……! アリガト!!☆ お父さん。私、ガンバ
ル!!」
ななは、長いろうかを走り出した。そして、自分の部屋に入ると、
あの、ちょうちょの巻物を出した。もちろん、ペンダントは、首に、
つけている。
そして、小さな声で、ゆっくりと、
「私、がんばるから、力をください。」
と、言った。
「なな、花火するぞー!!」
「えーっ! フフ、はーい!」
外に出た。
「お父さん……。きれいだね……。」
「ななは、どの花火が、好きだ?」
「うーん……、線こう花火かな……。だって、とっても、やさしい
光だもん…………。」
「……、そうか……。」
ななと、お父さんは、ずっと、ずっと、その小さい光を、見つめて
いた。
次の日、ななはいつも通りさきと、学校に行った。
学校に着くと、みのり以外の4人は来ていた。ななと、さきは、教科書とノートと、ふでばこを取り出して、つくえにしまった。
ガラッ!!
すごい音で、ドアが開いた。ふりむくと、みのりではなく、先生だ
った。
「みなさん!! おはようございます!」
「お、おはようござい……。」
「えーっと、あら、みのりさんは、いないのね……。」
(みのりさん病気かな~……、仲良くなろうって決めたのに……。
あーあー……)
ななは、授業中も、みのりのことばかり考えていた。ななには、
先生のハイテンションな話も、今日は遠くでなっている、サイレンの様に聞こえる……。
授業が、終わると、ななはすぐランドセルをしょい、みんなと、
約束もしないでかけだした!
向かった先は、野の山だ。タッタッタッタッタ……。遠くに野の山が見える。太陽の光で、キラキラと輝いている……、まるで、エメラルドのように……。
野の山に着くと、ななは、あちこち探し始めた。みのりに何か持
っていく物を探そうと思ったのだ。
「うーん? なんかないかな~。」
そう言って、草むらに一歩足をふみいれたとたん!!!!!!!
ガラガラガラ!!!……ドッスーン!!!!!
「いっ、いった~!!!」
な、なんと!!崖から落ちてしまったのだ!! やっとの思いで、おきあがると、そ、そこに、な、なんと!!!!
み、みのりがいたのだ!!!!!!
「み、みのりさん!?」
「えっ!?」
みのりも、こっちに気が付いたようだ。
でもななは、もっとすごいことに気が付いた。な、なんと!! み
のりがななと同じちょうちょの、ペンダントをしていたのだ!
「み、みのりさん……、そ、そのペンダント、な、なんで~……。」
「えっ、は、はあ? か、関係な、ないでしょ!……。てゆうか、
なんであんたももってんのよ!?」
「えっ、あ、ああ、お母さんにもらったんだ。今、お母さん入院し
てるけど……、あっ、あと、私、家で、巻物を見つけたんだ!!」ななは、みのりに巻物のことを話した。
「ふ~ん、あたしも、お母さんからもらったんだ……、お母さん…
…、2年前に死んじゃったけど……、それであたし……、いじめ られてて…………、だからもう、友達なんて……、作らないの… …。」
「えっ!? あっ……、ごめん……、で、でも!! ぜったいどこ
かにしんようできる友達がいるよ! 私、みのりさんのこと、もっと知りたい! みんなもきっとそうだよ。……ねえ……、友達にならない……? いや、なってください!!……。」
「……あんたって……、へんなやつ……。……私で……いいの…
…?」
「……うん、もちろん!!」
「……ありがと……、なな……。」
「……みのり!!……。」
そして、とつぜんみのりが言った。
「ねえ、そのまきもの見せてくれない? なんか、わかるかも。」
「うん! じゃあ、うちに来て!!」
2人は、家まで走った。
「おと~さ~ん、友達つれてきたよ~!!」
お父さんが、かけてきた。
「おじゃまします。」
「どーぞー。」
そして、お父さんはななの頭をポン!とたたいて、
「よかったな。」
と、笑って言った。
第三話「まきもののひみつ」
「ねぇ、なんてかいてある?」
「……、わかんない……。」
みのりがつぶやいた。
今、二人でひみつのまきものを見ている。ななはそれをかばうよ
うに言った。
「や、やっぱ、意味ふめいだよねーーーー、ハァ」
「……ご……」
「ん?どうしたの?」
「……ごめん……」
しずかに、みのりが言った。
「えっ、ああーー。べつにいいよーーーー、あたしもわかんないし
ーーーー、あ、あははっ!!!!」
ななはなるべく明るく笑った。(う、うわあ!!!みのりショックだったかなあーーーー)
「……そ、そう!でも……この文字ってふつうの字じゃないよね。」
「えっ?!」
ななはおどろいたとどうじに、いままで気がつかなかった自分をな
さけなく思った。
「あたりまえじゃん。こんな字ある??」
「あ。……あー、そっかあーー」
すると、みのりがからかうように言った。
「あ、あんたって……バ、バカだねぇ。アハハハハ。」
「ちょ、ちょっとーーー。」
「だっ、だって、本当じゃん。」
「ちがう、ちがう。そのことじゃなくて、そのことじゃなくて、私
は、あんたじゃなくてななでしょ~! も~」
ななは、真けんに言ったのにみのりは、笑い出してしまった。
「アッハッハ、ご、ごめん、ごめんねなな、あー、おなかいたい…
…。」
みのりがあんまり笑ったので、ななも、つられて笑ってしまった。
二人で、ばく笑していると、ろうかを走る音がした。
ダンダン……ダ……ダンダンダン。だんだん近づいてくる。
ガチャッ!!
いきおいよくドアが開いた。
「おまたせ~!!!! ジュースとおかしだよ~!!」
いつもよりなぜか、ハイテンションな、お父さんが入ってきた。(先
生みたい……。)二人は思った。
「さあ、みのりちゃん、ゆっく~~~りっしてってね!!!!!!
二人共、仲良くね!!!!!、じゃっ、バイバイ!!」
バタン!
すごい音でドアがしまった!
嵐のようにお父さんが去っていった後、しばらくちんもくがつづいた。
「ワーイ、ワーイ、アハハハハ。」
外から、楽しそうな声が、してきた。
「え、え~っと、で、どうする……?」
「ななのお父さんって、あんなひとなんだ……。」
「えっ、あ、ああ、い、いや……、う、うーん……、な、なんか、
いつもとちがうような……。」
「……まあ、いいや……。」
ななと、みのりは、おせんべいを手に取った。
「いっただっきま~す!」
「いただきます。」 、バリッ! パリッ!
「うん、おいしい。」
二人はせんべいを食べながら、話を進めた。
「ねえ!! 大人に聞こっか~~!!」
「だめ!」
「なっ、なんで!?」
「なな、よく考えなよ! 大変なことが書いてあったらどうすん
の!! おとなは私達に教える前にすてちゃうよ!!」
ななは、本当に、感心することしかできなかった。
「あっ、そっか、じゃあ、どうする? みのり!!」
「…………、となり町に……町の図書館……。」
「えっ……、ま、まさか~。」
「……、行ける……、行く……。」
「えっ、ちょ、ちょっと、えーーーーーーー。」
なながおどろいたのも無理はない。となり町の図書館は、車で約一
時間かかるのだ!
「だ、だれに、おくってもらう……?」
「……だ……め……、『何しにいくの?』なんて聞かれたら、どう
すんの……。」
「じゃ・……、じゃあ……、歩くの?……」
ななは、おそるおそる聞いた。
「……そう……、するしか……、ない……。」
外にでると、もう鈴虫が鳴いていた。
リーン、リーンリーン……
「きれいな声……。」
「本当だね、なな。」
「じゃ、あした学校でいろいろ話そ!!! バイバイ」
それだけ言うとみのりはかけだした。
ななはそれをしずかに見ていた。
「明日……か……。」
チュン、チュン、チュン、ピ、チュチュンピ
今日は鳥たちの大合唱で目がさめた。
「お父さん おハヨーーー」
「あー、なな、朝ごはんあるから食べといてね。お父さん仕事でね。 よし、じゃ、行ってきます。」
お父さんは急いで家を飛びだした。
バシ!
すごい音で、ドアが閉まった。
「ハァー」
ななはためいきをついた。最近、お父さんはやけにあわただしい。(仕事、そんなにたいへんなのかなぁーーー)
ななは一人で朝ゴハンを食べた。なんだかおいしくない。と、今、
戸をたたく音がした。
「はい。どなたですか??」
暗い声で聞いた。すると、はずかしそうな声がかえって来た。
「あのーー、ななちゃんいますかーーー」
おとなしげな声だった。ななは、その声がだれの声なのかよくわかった。みのりだ。どうやら、みのりは、ななの声がひくかったので、お父さんと思ったらしい。
「え、えっと、私だけど。」
「えっ、なな?!!!!」
みのりの声がいっきに変わった。
ななは戸を開けた。みのりがはずかしそうに立っていた。
「あのー、みのり、どうしたの???」
ななが聞くとみのりは、不安そうに言った。
「あのーー、いっしょに、学校いかな……い???」
「えっ、みのりってこっちらへんだったっけ????」
ななが聞くと、みのりが泣きそうな顔をしたので、ななは急いで言
った。
「あっ、じゃあ、いっしょに行こっ、!!! えっと、ちょっとま
っててね。」
ななは部屋に入ると、急いでランドセルをとった。そして、げん
かんまで走った。
ガラッ
戸をいそいで開けて、カギをかけた。
「おまたせーー、ゴメンね、みのり。」
「いや、べつに。それより、昨日のことだけど……」
みのりが言いかけた時、
「ななちゃーん!!!」
さきの声が下からして来た。ななとみのりは、下におりた。
「ななちゃん、おはよ。あっ、関根さん……?」
さきが顔色を一しゅん変えたので、ななは、あわてて、
「うん、あのね、えーーっと、みのりも今日、いっしょに行きたい
って言うから、いっしょに行こうって!!!!」
と、うれしそうにいった。
「えっ、ななちゃん、関根さんと友だちなの???」
「えっ、そうだよ。仲よしなんだ!!!」
ななの言葉に、さきはおどろいていた。そしてやっと、みのりが
「あの……私……」と口を開いた。
「あの、友だちに……」みのりがなかなか言えないので、ななが、「あのね、みのりね、みんなと友だちになりたいらしいよ。」
と言ってあげた。そして、みのりのせなかをポン!と、おした。
「あの……、う、うん……、そう……」
みのりが不安げに言った。
さきは、しばらくみのりをポカンと見ていたが、そのうちに
「フフッよろしくね。みのりちゃん。」
と、ニコニコしながら笑って言った。
「ありがと!!!」
みのりもとてもうれしそうだった。
ガラッ!
学校に着いた。
教室に入ると、みんなふしぎそうな目でこっちを見ていた。(う
わぁーーー、でもわかってもらわなきゃ。)
「みんな、おハヨー」
ななはいつもどおりに元気に言った。でもみんなはひそひそしてい
てこんな声も聞こえてきた。
「ねぇ、なんで、ななとさきと関根さんがいっしょにいるの?」
「仲よくなったのかなぁ???」
「あたし、あんまり関根さんと仲よくなりたくないかも……。」
「あっ、おれも~。」
みのりにも聞こえたのか、みのりは、ゆかをじっとにらみつけて、
泣きそうな顔で立っていた。ななはなんだか、みんなにとてもはら
がたった。「ねえ!! みんな!!」と、言いかけようとしたとき、
「やめなよ!!」
と、言う声がした。な、なんと、そうさけんだのは、さきだった!!
「みのりちゃんは、みんなと仲よくなりたいだけなんだよ!! な
んでそんなこと言うの!!」
さきにつられて、ななもさけんだ!!!!!!
「そうだよ!! 何にも知らないのにひどいよ!」
みんなも、二人の声に、だまりこんだ……。
「…………・……。」
「あの……、」
声を出したのは、みのりだった。
「いままで、本当に……、ゴメンナサイ……。」
みんなびっくりしていた。そして、一人の男子が、
「よーし、みんな~!! 今日からみのりは、友達だ~!!」
と、言った。みのりは、いままでにない、最高の笑顔になった。そ
んなみのりを見ながら、おたがいに、Vサインを送っていた。
カランカランー。三時間目の授業が終わった。みのりとななは、二人で、急いで家に帰った。
ななは、家に入ると、まず、リュックをだし、その中に、おやつ
のせんべい、あめを入れた。そして、おさいふ、町の地図、すいと
う、ノート、ペン、そして、まきものを入れた。なんだか、長い旅
に出るみたいだ。
トン、トントン……
戸を、たたく音がした。みのりだ!! ななは、急いで戸を開けた。
「おまたせ!! 行こっ。」
「うん!!」
二人は、歩き始めた。みのりの格好は、リュックにぼうしだった。
(ぼうしも、必要だったかな?)
「ねえ、かなり歩くよ、大丈夫?」
「えっ、あ、うん!」
田んぼを横切った。だんだん歩いていくと、三十分位たっていた。 田んぼは、なくなっていた。
一時間後……
「ハア、ハア、ハアハア、ハアー……」
「なな、大丈夫?」
「う、うん……。」
「もう、隣町に入ったから、もうすぐだよ。休憩しよっ!」
二人は、リュックから、お菓子と水筒を出した。
五分後……
「行こっか、なな。」
「うん。」
二人はまた、歩き始めた。
十分後……
「あっ、なな、見て!」
なんと、向こうに図書館がある!! 二人は、走り出した。
「ハア、ハア、ハア、」
二人とも、いつもより足が、早くなった気がする。
ウイーン
ドアが、自動で開いた。冷ぼうがかかっていてとてもすずしい。
「なな!ねえ!あそこにあるんじゃない?」
みのりが指したのは“昔の言葉”というところだった。
「うん!行ってみよ!」
二人は“昔の言葉”の所に入った。いろんな本があった。“言葉のひみつ”という本をななは手にとって、パラパラ~と見てみた。すると、“昔の言葉の読み方”というのが出てきた。くわしく読んでいると、昔の文字が書かいてあった。
「み、みのりっ!! これ見て!」
二人は、本を見ながら巻物の文字を読んでいった。巻物には、こう書いてあった。
“ちょうちょの道しるべ、宝を 見つける”
「これ、どういう意味?」
「わ、わかんない。」
二人がためいきをついたそのとき……
ピカッ!
「うっ、あ、あれっ! ねえみのり! 空に大きなちょうちょが見 える!」
「うそ! も、もしかして……。ななっ!! 追うよ!」
みのりが走ったので、ななもつづいた……
みのりもななもせいいっぱい走った。(つ、ついに……わかるん
だ……!)ちょうちょはどんどん進んでいった。太陽の光がはんし
ゃしてまぶしい。
そしてちょうちょは、ある山 へ入った。
「ここは……花の山?」
「とにかく入ろう!」
「うん。」
ザワ、、、ザワ、、、二人は花の山に入った。ザワ、、、ザワ、、、とて
もしずかだ。
「ちょうちょ……いなくなっちゃったね。」
みのりがかなしそうに言った。
「……。」
二人は、ゆっくり歩いた。
もしかすると、またちょうちょが見えるかもしれないと、少し、
ほんとに少しだけ、思っていたから……。と、その時!
太陽のまぶしい光に、二人のちょうちょのペンダントがはんしゃして、ある方向に光をさした。
「あっ、・・・・。」
今度は二人とも、何も言わずに走り出した! あそこに何かある
かも!という希望をもって!・・・・。そのとき!
ガラ!ドシーン!!
二人とも、がけからおちてしまった。
「いったーーーい!!」
「イテテテテもう、なんなのーー。」
そう言って前を向くと……! そこには、ななたちが見たこともな
い風景があった。
な、なんと、そこには、キラキラのすきとおった湖の上に、なな
とみのりのペンダントのようにかがやくたくさんのちょうちょがは
ばたいていた。まるで小さなダイヤモンドが、はばたいているかの
ように。
「きれい……。お母さん……。」
みのりがつぶやいた。
ななはそんなみのりの手をぎゅっとにぎった。そしてこう言った。
「ずっと、友だちだよ。」
おわり
ガタガタ……ガタガタガタガタ………。
(みんなとも、おわかれか……。)
この子は、花木なな、十才。生まれたときから、とかいぐらしで、
いなかが、大っきらい。そんななながいなかにひっこすのには、あ
るわけがあった……。
1ヶ月前……。
ななのお母さんが、急に苦しくなって、病気にかかってしまった
のだ。ななは、げいいんを知らないが。とにかく!!! 病院の先
生が、「空気のきれいなところに行ったほうがいいですね。」と、
いったのだ。ななは、最初は、いやだったが、お母さんのためだ。
しかたがないので、いなかに行くことになった。
ガタガタ……ガタ……キキー。
着いた。
「ハアー。」
なんだか気が重い。
家までは、川や、畑や、田んぼがあった。家は、石の階だんの、
上のほうにあった。(トトロかよ。)そう思っていると、
「なな、あそこが家だよ。」
お父さんが言った。しかし、そのとたん!!、ななは、にげだした
くなった。な、……なんと!!……、目の前に、見えたのは……
「う、おんぼろ……。」
そう、おんぼろというのは、きっとこういう物をいうときに、使う
んだろう。と、思うくらいおんぼろだ。
「やだーーーーー!、こんなとこ住みたくなイーーーーーー。」
ななは、さわぎだしてしまった。
「なな、お母さんのためだぞ!」
その声で、ななは、しずかになった。
すると、お父さんが、
「なな、中に入ってみようか。」
と、言った。ななは、(中もおんぼろだ。)と、思ったが、中に入
ることにした。
ガチャッ!!
なんと!、ななの予想は、みごとに……、当たったのであった。や
っぱりぼろだった。
「よーし、ひっこしおわりー!」
お父さんの声がした。ななは、まだ、なにもかもが信じられなかっ
た。悪夢を見ているようだった。しかし、それは、げんじつだった。
「なな~、ご飯だよ~~。」
「はーい!、今、行くよー。」
ななは、長い長いろうかを歩き始めた。タッタッタッタッタ……。
しかし、おんぼろだがけっこう広い……。
台所からいいにおいがしてきた。(焼き魚か……。)台所にはいっ
ても、あいかわらずぼろだった……。
こうして、悪夢のような、ななのいなか生活一日目が終わろうと
していた……。
二日目……
「おーい!! なな~~~。」
今日は、一日中いそがしかった。この、おんぼろやしきのそうじだ。
まあ、リホームまでは、いかないが、よごれたかべや、ゆかなどを
そうじしたのだ。ぼろやしきはそうじしてもぼろだか……。
おしいれをそうじしていると、なんと中から不思議な巻物がでて
きた。ちょうちょの絵がかいてある。ななは、その絵に見覚えがあ
るのに気がついた。それは、お母さんがくれた物だった。キラキラ
光っている、ちょうちょのペンダントだった。でも、ななには、そ
の横にかいてある字がわからなかった。そこで、
「よくわかんないな~?」
と、つぶやき、ポケットにおしこんだ。ななは、ベランダから外を
見た。そしてなぜか、(明日、村に行ってみようかな~……。)と
思ったのである。
「なな~。おふろは入りなさ~い。」
お父さんの声だ。ななは、よいしょと起きあがった。そして、なな
は走り出した、長い長いろうかを………。
三日目……
「お父さ~ん!! わたしのランドセルしらない~?!」
今日、ななは村へ行くひまなどなっかた。いや、村に行くって言
えば行くんだけど、遊びに行くのではないのだ。そう、ななは今日
から学校に行くのだ。
「なな、階だんの下のこが、つれっててくれるって! お前と同じ
4年生だってよ。」
お父さんが言った。ななは、ご飯を口の中に入れて、魚を口の中に
おしこんでから、
「どんだ、びど?」(どんなひと?)
と、聞いた。
「えっとね~~。」
と、お父さんが言いかけたとき、
「な~なちゃ~ん。さきで~す。」
大きな声がした。ななは、ランドセルをしょって、
「いってきま~す!」
言うが早いか家を飛び出した! 庭を、通って階だんを下りると、
かわいい女の子がいた。ロングヘアーの優しそうな子だ。
「おはよう。」
なながいうと、
「おはよう、ヨロシクネ! ななちゃん!!」
なんと、声までかわいかった。
ななは、学校に行くとちゅう、いろんなことをさきに話した。
「私、都会のほうから来たんだ。学校のみんなは、どんな人?。」
などなど、色々聞いた。さきは、一つ一つのしつ問に、ていねいに
答えてくれた。
学校に着いた。小さな学校だ。木やわらでできていて、ななの家
よりぼろだった。みんな、男子は、ぼうずだし。生徒は、5人位だ。中に入ると……もちろんぼろだった。
「あら??? 花木ななさん??」
ふりむくと、先生らしき人がいた。
「よかった~~。来たのね。あなたは、4-1よ。」
そう言ってななをぐいぐい引っぱっていった。
ガラッ!!
みんながこっちを見ている。(あっ、さきちゃん。)さきと同じ
クラスだった。
「みなさん! 今日からこのクラスになった花木ななさんです。さ
っ、自己しょうかい!」
先生から言われ、ななは、
「今日からこのクラスになります、花木ななです。色々わからない
ことがあると思うので、教えてください。」
初めてのわりには、上手に言えた。すると先生が、
「花木さんは都会のほうからやって来たのヨネ。じゃあ席は~。」
先生が言いかけたとき、
「はい! 私のとなりがあいています。」
と言う声がした。見てみると、なんとさきちゃんだった。すると先
生が、
「じゃあ、植木さんのとなりネ。」
と言った。
ななは、さきのとなりに座った。
授業が始まった。初めは、ななはどんな勉強か不安だったが、すぐ
安心した。なぜって? それは、ぜ~んぶ前の学校で習っていたか
ら。ノートに上手に書いたり、すらすら問題をといたりするななに、
さきはびっくり!!思わず、
「ななちゃん、すごいネ☆」
と言ってしまった。
ななはとくいになって、問題をどんどんといていったのである。
カラ~ン、カラン、カラン。
ベルが鳴った。昔っぽい。
「今日は終わりです。」
先生が言った。
すると、みんながななの周りに集まってきた。そして、
「すごいね。」
とか、
「前の、学校はどんなの?」
とか、色々聞かれた。そして、今日、みんなで野の山で遊ぶことに
なった。
ななは、家に帰ってから急いで行った。
着くと、もうみんないた。そして、みんなで森に入った。森の中
で、みんないろんな遊びをした。男の子は、虫取り。女の子は、花
つみをやっていた。ななは、いっぱい楽しんだ。そしていつのまに
か、(いなかも、いいかも……。)と、思ったのだった。
ちょうちょの、秘密は、わからなかったけど、ななはこう思う。(きっとこの、ペンダントは、わたしに、友達をくれたんだ。)と。
家に帰ると、ご飯が、できていた。
「なな~、ご飯だよ。」
「はーい。」
今日も、いつもどうりの、晩ご飯。
明日は、ななにどんなことが、おこるのかな??
第二話「友達になるために……」
「お父さーん、いってきまっす~!!」
「いってらっしゃい~。」
階だんを、おりていくと、いつもどおり、さきがいた。
「おっはよ~!。」
「おはよー、ななちゃん☆」
「行こっ!」
「うん!」
ななは、いなかが大っきらいだった十才。4年生だ。でも、今は
いなかが大好き☆ 毎日とても楽しいのだ。
学校に着いた。もうみんないた、
「ななちゃ~ん、おはよ!」
「おはよ~☆」
みんな(まあ、5人くらいだけど……。)とっても、仲良しなんだ!
みんなと、話したり、じゅんびをしたりした。席に着いて先生を、
待つ・・・・・・。
ガラ!!!!!!!
ドアが開いた。先生と……、ななたちと同い年位の子が、入って
きた。みんなザワザワしていた、(わたしと、同じ感じだな……)
ななは、そう思った。
その子は、かわいい子だった。でも、ちょっと気が強そう、(こ
うゆうの、クールビューティーって、いうのかな~? でも、なん
か女王様って感じ……。)
「みんなー! 今日からやって来た、関根みのりさんよ! 花木さ ん! あなたといっしょで、都会の方からきたんですって!」
先生が、しょうかいするとみのりは、な、なんと、
「ぼろいわね~、まっ、みなさんも、どうせびんぼう屋敷に、すん
でるんでしょ?」
と、言った。(うわっ! なにこいつ?!)ななは、かなりむかついた!。
みのりの声に先生も、みんなも、かたまってしまった。しばらく、
ちんもくがつづくと、
「先生、席はどこですか!!?」
と、みのりがこわいこえで、聞いた。
「え、ええーとー、そ、そうねー……。どうせなら、席がえしまし
ょう!!」
「えっ!?」
先生の、声にみんなおどろいた! だって、2週間前に席がえを、
したばかりだったからだ。でも、みのりもいるので、みんな、
「い、いいよー。」
と、さんせいした。でも、いつもの席がえならみんな思うことがち
がうのに、今日は、同じだった。それは『みのりととなりになりま
せんように・・・・。』だった。みんな、あの言葉が、つっかかっ
ていた。しかし、6人中、5人は、願いがかなって、1人はかなわ
ないんだ。ざんこく………。
席がえのしかたは、くじびきだった。みんな、1枚1枚さわって
とっていったので、十分くらいかかってしまった。
ななは、紙をとったあと、みんなが取り終わるまで待っていた。
そして、最後の人が取り終わった。ななは、そおっと、そおっと、
紙を見た。番号は2番だった。となりは、未来だった。(よっしゃ
~!やった、やった、ホッホ~イ!☆)それから、みのりのとなり
は、だれなのか見た。たぶん、ほかの5人は見たと思う。1人は、
かわいそうだけど、やっぱり見たーい! みのりは、さがさなくて
もすぐわかった。なにしろ、人数が少ない。となりを、見ると……、
な、なんと……さきだった。(ウッソ~、さきなの……!?)さき
は、がっくりしていた。
「さきちゃん、かわいそー!!、ね、ななちゃん!」
「う、うん……、さき、か弱いから大丈夫かな~? 私は、未来と
でよかった~!」
2人で、話していると、みのりが、
「すいません! 私、目が悪いんで、前にしてください!」
と、言った。すると、先生が、
「じゃあ、未来ちゃん、席かわって。」
と、言った。
「えっ?! あ……、は、は……い……。」
「えっ!!!!!?」
「ご……、ごめんね……、ななちゃん……。」
みのりと、未来が、席を立った。(な、なんで……?! ちょっと
ー。)
みのりが、ななの隣に座った。(ど……どーしよー?)とまどっ
ていると、みのりが言った。
「あんた、あたしと同じところから来たんだって!? こんなとこ によくいれるね!」
ななは、最初は、なんていったらいいのかこまった。けど、やっと
「……そ……、そんなこと……、ない……、ないよ……、み……、 みんな……、仲いいよ……、ア、アハハー……。あっ、あの……、 みのりさんも……とも……、あのね……、そ、その……、と……、 友達に、ならない!!!?」
と、言えた。言えると、ホッとして、力がぬけた。
すると、みのりは、
「はあ?? 何いってんの? 私あんたたちみたいないなかやろう と、友達になる気ないから!! だいたい、とかいのやつが、い なかのやつと仲良くしてんじゃないわよ!! もう、話しかけな いでよ! フンッ!」
プツンッ!と、切られてしまった。
こうして、学校が終わった。学校が終わると、みんなは集まって、
今日、どこで遊ぶかなど、話し合った。
その間も、ななはみのりのことが気になって、しょうがなかった。
みんなと話していながらも、ときどき、先生と話している、みのり
のほうを、ちらちら見ていた。
そして、野の山で、さきと未来と、美優紀と春菜と遊ぶことに、なった。
「ねえ~、みのりちゃんもさそう??」
「ことわられそ~。」
「いなくてもいいじゃ~ん。」
「でも、仲良くなったほうが、いいよね?~」
みんなが、話している間も、ななは、あの言葉のことを考えてい
た。(みのりさん、友達いないのかな?? 最初のころの私とちょ
っとにてるかも……。)
「じゃあ、ななちゃんは?」
と、言う声がした。つづいて、
「いいね! それ!!☆」
「ななで、いいかな?……」
「えっ、あっ、いいよ~。」
ななは、その言葉の意味を知らないのに、答えてしまった。
「やった!! ありがと~。じゃ、ななちゃんよろしく~☆ じゃ
あ、野の山で!!」
「えっ!? ちょ、ちょっと、よろしくって、どうゆう意味??」
「だーかーらー、ななが、みのりさんに、今日いっしょに遊べるか、
聞くんでしょ!☆ じゃ、そうゆうことで、なな、バイバイ☆!」「えっ!? あ、あの~ね~……」
あ~あ~、やっちゃたあ~~。(とにかく! みのりさんに聞く
しかない!!!ど~しよ~。)
ななは、ちょうど、先生と話し終わったみのりに、近づいていっ
た。そして、
「……、あ、あのっ!……、えっと……、きょ、今日……、みんな で、野の山で……、あそぶんだ!……。で……、あの……、え、 えっとお~…………、い……、いっしょ……、に……、い、行か ない?……、え、えへ……。」
みのりは、しばらく、だまって、ななを見ていた…………。が、
バッと立つと、サッサッと、行ってしまった。
「まっ、まって、みのりさん!!」
ところが、みのりは、
「フン!!」
と言って、走って、行ってしまった。
「あ……、(みのりさんに、私、きらわれているのかな……?…… どうしよう……。)」
ななは、そんなことを考えながら、家に帰った。
そして、野の山へ、行った。野の山でも、ななはみのりのことばかり、考えていた。
キーンコーンカーンコーン。チャイムがなった。
「じゃあ、また明日。バイバ~イ☆」
ななは、走って家に帰った。
家に着くと、ベランダ(?)から、外を見た。
ミーンミーンミーン
せみが、さわがしく、鳴いていた。夏だから、まだ、明るかった。ぼーっとしていると…………、お父さんが来た。
「なな、どうしたんだ?」
「……、ねえ……、お父さん……、もし、なかなか友達に、なれな い人がいたら、どうする?……。」
「うーん、そうだなー、人それぞれ、友達になるなり方は、ちがう と思うな~。たとえば、ななはさきちゃんと、すぐ、仲良くなれ ただろう、でも、それがあるように、なかなか友達になれないこ とも、あるんだ……。だから、あんまりあせらなくていいと思う よ。でも、一番いいのは、相手の気持ちを考えることだよ。人の 気持ちなんて、わからないけど、一生けん命、わかろうとするこ とが、大切なんじゃないかな?」
「……、そっか……! アリガト!!☆ お父さん。私、ガンバ
ル!!」
ななは、長いろうかを走り出した。そして、自分の部屋に入ると、
あの、ちょうちょの巻物を出した。もちろん、ペンダントは、首に、
つけている。
そして、小さな声で、ゆっくりと、
「私、がんばるから、力をください。」
と、言った。
「なな、花火するぞー!!」
「えーっ! フフ、はーい!」
外に出た。
「お父さん……。きれいだね……。」
「ななは、どの花火が、好きだ?」
「うーん……、線こう花火かな……。だって、とっても、やさしい
光だもん…………。」
「……、そうか……。」
ななと、お父さんは、ずっと、ずっと、その小さい光を、見つめて
いた。
次の日、ななはいつも通りさきと、学校に行った。
学校に着くと、みのり以外の4人は来ていた。ななと、さきは、教科書とノートと、ふでばこを取り出して、つくえにしまった。
ガラッ!!
すごい音で、ドアが開いた。ふりむくと、みのりではなく、先生だ
った。
「みなさん!! おはようございます!」
「お、おはようござい……。」
「えーっと、あら、みのりさんは、いないのね……。」
(みのりさん病気かな~……、仲良くなろうって決めたのに……。
あーあー……)
ななは、授業中も、みのりのことばかり考えていた。ななには、
先生のハイテンションな話も、今日は遠くでなっている、サイレンの様に聞こえる……。
授業が、終わると、ななはすぐランドセルをしょい、みんなと、
約束もしないでかけだした!
向かった先は、野の山だ。タッタッタッタッタ……。遠くに野の山が見える。太陽の光で、キラキラと輝いている……、まるで、エメラルドのように……。
野の山に着くと、ななは、あちこち探し始めた。みのりに何か持
っていく物を探そうと思ったのだ。
「うーん? なんかないかな~。」
そう言って、草むらに一歩足をふみいれたとたん!!!!!!!
ガラガラガラ!!!……ドッスーン!!!!!
「いっ、いった~!!!」
な、なんと!!崖から落ちてしまったのだ!! やっとの思いで、おきあがると、そ、そこに、な、なんと!!!!
み、みのりがいたのだ!!!!!!
「み、みのりさん!?」
「えっ!?」
みのりも、こっちに気が付いたようだ。
でもななは、もっとすごいことに気が付いた。な、なんと!! み
のりがななと同じちょうちょの、ペンダントをしていたのだ!
「み、みのりさん……、そ、そのペンダント、な、なんで~……。」
「えっ、は、はあ? か、関係な、ないでしょ!……。てゆうか、
なんであんたももってんのよ!?」
「えっ、あ、ああ、お母さんにもらったんだ。今、お母さん入院し
てるけど……、あっ、あと、私、家で、巻物を見つけたんだ!!」ななは、みのりに巻物のことを話した。
「ふ~ん、あたしも、お母さんからもらったんだ……、お母さん…
…、2年前に死んじゃったけど……、それであたし……、いじめ られてて…………、だからもう、友達なんて……、作らないの… …。」
「えっ!? あっ……、ごめん……、で、でも!! ぜったいどこ
かにしんようできる友達がいるよ! 私、みのりさんのこと、もっと知りたい! みんなもきっとそうだよ。……ねえ……、友達にならない……? いや、なってください!!……。」
「……あんたって……、へんなやつ……。……私で……いいの…
…?」
「……うん、もちろん!!」
「……ありがと……、なな……。」
「……みのり!!……。」
そして、とつぜんみのりが言った。
「ねえ、そのまきもの見せてくれない? なんか、わかるかも。」
「うん! じゃあ、うちに来て!!」
2人は、家まで走った。
「おと~さ~ん、友達つれてきたよ~!!」
お父さんが、かけてきた。
「おじゃまします。」
「どーぞー。」
そして、お父さんはななの頭をポン!とたたいて、
「よかったな。」
と、笑って言った。
第三話「まきもののひみつ」
「ねぇ、なんてかいてある?」
「……、わかんない……。」
みのりがつぶやいた。
今、二人でひみつのまきものを見ている。ななはそれをかばうよ
うに言った。
「や、やっぱ、意味ふめいだよねーーーー、ハァ」
「……ご……」
「ん?どうしたの?」
「……ごめん……」
しずかに、みのりが言った。
「えっ、ああーー。べつにいいよーーーー、あたしもわかんないし
ーーーー、あ、あははっ!!!!」
ななはなるべく明るく笑った。(う、うわあ!!!みのりショックだったかなあーーーー)
「……そ、そう!でも……この文字ってふつうの字じゃないよね。」
「えっ?!」
ななはおどろいたとどうじに、いままで気がつかなかった自分をな
さけなく思った。
「あたりまえじゃん。こんな字ある??」
「あ。……あー、そっかあーー」
すると、みのりがからかうように言った。
「あ、あんたって……バ、バカだねぇ。アハハハハ。」
「ちょ、ちょっとーーー。」
「だっ、だって、本当じゃん。」
「ちがう、ちがう。そのことじゃなくて、そのことじゃなくて、私
は、あんたじゃなくてななでしょ~! も~」
ななは、真けんに言ったのにみのりは、笑い出してしまった。
「アッハッハ、ご、ごめん、ごめんねなな、あー、おなかいたい…
…。」
みのりがあんまり笑ったので、ななも、つられて笑ってしまった。
二人で、ばく笑していると、ろうかを走る音がした。
ダンダン……ダ……ダンダンダン。だんだん近づいてくる。
ガチャッ!!
いきおいよくドアが開いた。
「おまたせ~!!!! ジュースとおかしだよ~!!」
いつもよりなぜか、ハイテンションな、お父さんが入ってきた。(先
生みたい……。)二人は思った。
「さあ、みのりちゃん、ゆっく~~~りっしてってね!!!!!!
二人共、仲良くね!!!!!、じゃっ、バイバイ!!」
バタン!
すごい音でドアがしまった!
嵐のようにお父さんが去っていった後、しばらくちんもくがつづいた。
「ワーイ、ワーイ、アハハハハ。」
外から、楽しそうな声が、してきた。
「え、え~っと、で、どうする……?」
「ななのお父さんって、あんなひとなんだ……。」
「えっ、あ、ああ、い、いや……、う、うーん……、な、なんか、
いつもとちがうような……。」
「……まあ、いいや……。」
ななと、みのりは、おせんべいを手に取った。
「いっただっきま~す!」
「いただきます。」 、バリッ! パリッ!
「うん、おいしい。」
二人はせんべいを食べながら、話を進めた。
「ねえ!! 大人に聞こっか~~!!」
「だめ!」
「なっ、なんで!?」
「なな、よく考えなよ! 大変なことが書いてあったらどうすん
の!! おとなは私達に教える前にすてちゃうよ!!」
ななは、本当に、感心することしかできなかった。
「あっ、そっか、じゃあ、どうする? みのり!!」
「…………、となり町に……町の図書館……。」
「えっ……、ま、まさか~。」
「……、行ける……、行く……。」
「えっ、ちょ、ちょっと、えーーーーーーー。」
なながおどろいたのも無理はない。となり町の図書館は、車で約一
時間かかるのだ!
「だ、だれに、おくってもらう……?」
「……だ……め……、『何しにいくの?』なんて聞かれたら、どう
すんの……。」
「じゃ・……、じゃあ……、歩くの?……」
ななは、おそるおそる聞いた。
「……そう……、するしか……、ない……。」
外にでると、もう鈴虫が鳴いていた。
リーン、リーンリーン……
「きれいな声……。」
「本当だね、なな。」
「じゃ、あした学校でいろいろ話そ!!! バイバイ」
それだけ言うとみのりはかけだした。
ななはそれをしずかに見ていた。
「明日……か……。」
チュン、チュン、チュン、ピ、チュチュンピ
今日は鳥たちの大合唱で目がさめた。
「お父さん おハヨーーー」
「あー、なな、朝ごはんあるから食べといてね。お父さん仕事でね。 よし、じゃ、行ってきます。」
お父さんは急いで家を飛びだした。
バシ!
すごい音で、ドアが閉まった。
「ハァー」
ななはためいきをついた。最近、お父さんはやけにあわただしい。(仕事、そんなにたいへんなのかなぁーーー)
ななは一人で朝ゴハンを食べた。なんだかおいしくない。と、今、
戸をたたく音がした。
「はい。どなたですか??」
暗い声で聞いた。すると、はずかしそうな声がかえって来た。
「あのーー、ななちゃんいますかーーー」
おとなしげな声だった。ななは、その声がだれの声なのかよくわかった。みのりだ。どうやら、みのりは、ななの声がひくかったので、お父さんと思ったらしい。
「え、えっと、私だけど。」
「えっ、なな?!!!!」
みのりの声がいっきに変わった。
ななは戸を開けた。みのりがはずかしそうに立っていた。
「あのー、みのり、どうしたの???」
ななが聞くとみのりは、不安そうに言った。
「あのーー、いっしょに、学校いかな……い???」
「えっ、みのりってこっちらへんだったっけ????」
ななが聞くと、みのりが泣きそうな顔をしたので、ななは急いで言
った。
「あっ、じゃあ、いっしょに行こっ、!!! えっと、ちょっとま
っててね。」
ななは部屋に入ると、急いでランドセルをとった。そして、げん
かんまで走った。
ガラッ
戸をいそいで開けて、カギをかけた。
「おまたせーー、ゴメンね、みのり。」
「いや、べつに。それより、昨日のことだけど……」
みのりが言いかけた時、
「ななちゃーん!!!」
さきの声が下からして来た。ななとみのりは、下におりた。
「ななちゃん、おはよ。あっ、関根さん……?」
さきが顔色を一しゅん変えたので、ななは、あわてて、
「うん、あのね、えーーっと、みのりも今日、いっしょに行きたい
って言うから、いっしょに行こうって!!!!」
と、うれしそうにいった。
「えっ、ななちゃん、関根さんと友だちなの???」
「えっ、そうだよ。仲よしなんだ!!!」
ななの言葉に、さきはおどろいていた。そしてやっと、みのりが
「あの……私……」と口を開いた。
「あの、友だちに……」みのりがなかなか言えないので、ななが、「あのね、みのりね、みんなと友だちになりたいらしいよ。」
と言ってあげた。そして、みのりのせなかをポン!と、おした。
「あの……、う、うん……、そう……」
みのりが不安げに言った。
さきは、しばらくみのりをポカンと見ていたが、そのうちに
「フフッよろしくね。みのりちゃん。」
と、ニコニコしながら笑って言った。
「ありがと!!!」
みのりもとてもうれしそうだった。
ガラッ!
学校に着いた。
教室に入ると、みんなふしぎそうな目でこっちを見ていた。(う
わぁーーー、でもわかってもらわなきゃ。)
「みんな、おハヨー」
ななはいつもどおりに元気に言った。でもみんなはひそひそしてい
てこんな声も聞こえてきた。
「ねぇ、なんで、ななとさきと関根さんがいっしょにいるの?」
「仲よくなったのかなぁ???」
「あたし、あんまり関根さんと仲よくなりたくないかも……。」
「あっ、おれも~。」
みのりにも聞こえたのか、みのりは、ゆかをじっとにらみつけて、
泣きそうな顔で立っていた。ななはなんだか、みんなにとてもはら
がたった。「ねえ!! みんな!!」と、言いかけようとしたとき、
「やめなよ!!」
と、言う声がした。な、なんと、そうさけんだのは、さきだった!!
「みのりちゃんは、みんなと仲よくなりたいだけなんだよ!! な
んでそんなこと言うの!!」
さきにつられて、ななもさけんだ!!!!!!
「そうだよ!! 何にも知らないのにひどいよ!」
みんなも、二人の声に、だまりこんだ……。
「…………・……。」
「あの……、」
声を出したのは、みのりだった。
「いままで、本当に……、ゴメンナサイ……。」
みんなびっくりしていた。そして、一人の男子が、
「よーし、みんな~!! 今日からみのりは、友達だ~!!」
と、言った。みのりは、いままでにない、最高の笑顔になった。そ
んなみのりを見ながら、おたがいに、Vサインを送っていた。
カランカランー。三時間目の授業が終わった。みのりとななは、二人で、急いで家に帰った。
ななは、家に入ると、まず、リュックをだし、その中に、おやつ
のせんべい、あめを入れた。そして、おさいふ、町の地図、すいと
う、ノート、ペン、そして、まきものを入れた。なんだか、長い旅
に出るみたいだ。
トン、トントン……
戸を、たたく音がした。みのりだ!! ななは、急いで戸を開けた。
「おまたせ!! 行こっ。」
「うん!!」
二人は、歩き始めた。みのりの格好は、リュックにぼうしだった。
(ぼうしも、必要だったかな?)
「ねえ、かなり歩くよ、大丈夫?」
「えっ、あ、うん!」
田んぼを横切った。だんだん歩いていくと、三十分位たっていた。 田んぼは、なくなっていた。
一時間後……
「ハア、ハア、ハアハア、ハアー……」
「なな、大丈夫?」
「う、うん……。」
「もう、隣町に入ったから、もうすぐだよ。休憩しよっ!」
二人は、リュックから、お菓子と水筒を出した。
五分後……
「行こっか、なな。」
「うん。」
二人はまた、歩き始めた。
十分後……
「あっ、なな、見て!」
なんと、向こうに図書館がある!! 二人は、走り出した。
「ハア、ハア、ハア、」
二人とも、いつもより足が、早くなった気がする。
ウイーン
ドアが、自動で開いた。冷ぼうがかかっていてとてもすずしい。
「なな!ねえ!あそこにあるんじゃない?」
みのりが指したのは“昔の言葉”というところだった。
「うん!行ってみよ!」
二人は“昔の言葉”の所に入った。いろんな本があった。“言葉のひみつ”という本をななは手にとって、パラパラ~と見てみた。すると、“昔の言葉の読み方”というのが出てきた。くわしく読んでいると、昔の文字が書かいてあった。
「み、みのりっ!! これ見て!」
二人は、本を見ながら巻物の文字を読んでいった。巻物には、こう書いてあった。
“ちょうちょの道しるべ、宝を 見つける”
「これ、どういう意味?」
「わ、わかんない。」
二人がためいきをついたそのとき……
ピカッ!
「うっ、あ、あれっ! ねえみのり! 空に大きなちょうちょが見 える!」
「うそ! も、もしかして……。ななっ!! 追うよ!」
みのりが走ったので、ななもつづいた……
みのりもななもせいいっぱい走った。(つ、ついに……わかるん
だ……!)ちょうちょはどんどん進んでいった。太陽の光がはんし
ゃしてまぶしい。
そしてちょうちょは、ある山 へ入った。
「ここは……花の山?」
「とにかく入ろう!」
「うん。」
ザワ、、、ザワ、、、二人は花の山に入った。ザワ、、、ザワ、、、とて
もしずかだ。
「ちょうちょ……いなくなっちゃったね。」
みのりがかなしそうに言った。
「……。」
二人は、ゆっくり歩いた。
もしかすると、またちょうちょが見えるかもしれないと、少し、
ほんとに少しだけ、思っていたから……。と、その時!
太陽のまぶしい光に、二人のちょうちょのペンダントがはんしゃして、ある方向に光をさした。
「あっ、・・・・。」
今度は二人とも、何も言わずに走り出した! あそこに何かある
かも!という希望をもって!・・・・。そのとき!
ガラ!ドシーン!!
二人とも、がけからおちてしまった。
「いったーーーい!!」
「イテテテテもう、なんなのーー。」
そう言って前を向くと……! そこには、ななたちが見たこともな
い風景があった。
な、なんと、そこには、キラキラのすきとおった湖の上に、なな
とみのりのペンダントのようにかがやくたくさんのちょうちょがは
ばたいていた。まるで小さなダイヤモンドが、はばたいているかの
ように。
「きれい……。お母さん……。」
みのりがつぶやいた。
ななはそんなみのりの手をぎゅっとにぎった。そしてこう言った。
「ずっと、友だちだよ。」
おわり
美樹。
「はあ…またおこられる。」
私、村瀬結衣。今日、学校の通知表が配られた。図工と体育は4。あとは3。
え?そんな悪くないって思った?実は…双子の姉の結奈…結奈が原因なんだ。
私の住む県では、年2回、テストがある。そのテストは小4からあって、結奈は小4のころからず~っと1位…。そのせいで私は、くらべられてしまう。
「ただいま…。」
「あら、結衣。あのね、結奈がすべての科目で5をとったのよ。そういえば結衣は?」
「私?私は…図工と体育が4であとは3。」
「あ、そう。やっぱりね~。結奈とは大違いね。」
毎回そうだ…。もういや!!
~次の日、二人の部屋~
ガチャ…
「あ、結衣…。」
結奈が音楽プレーヤーを片手に持って『あれ?いたの?』って感じの顔をした。
「結奈。その音楽プレーヤーどうしたの?」
「え?結衣もらってない?今日ごほうびにって…。全部5になったからって。」
「…。結奈なんて大キライ!私がバカなの知ってて…わざと言っているんでしょ!?」
そういうと私は家をとび出した。
たたたっっ
走ってついたところは学校だった。
ーそうだ。学校の屋上からとび下りれば…
結奈にももう会わなくてすむー
今となっては、恐ろしい考えだが、当時はそれしか思いつかなかった。
私は、屋上のフェンスのないところに立った。
「さようなら。」
私は一言つぶやいた。これでやっと楽になれるー…。
その時だった。
誰かが引っ張る。
「あんた、なにしてんの?自殺なんてだめだよっっ。」
短い黒い髪の少女…この学校のセーラー服を着ている子がいた。
「私は美樹。あなたは?」
「私?私は結衣。」
すると美樹は、一瞬で今あったことを読み取ったような顔をした。
「なるほどね。」
美樹がつぶやいた。
「双子の姉、結奈は勉強ができる。そのため結衣は普通以上の成績をとっても『結奈とは大違い』と言われる。それがいやで自殺をしようといたってこと?」
当たったでもどうして?
「結奈は努力しているわ。あなたも…、がんばってみて。」
「…?うん。」
そして私は家に帰った。
ガチャ…
2人の部屋に入った。結奈は机で何かしている…。
「えっっ」
勉強をしていた。ノートはたなに20冊くらいあったが、どれも使い切っていた。
でも、前の学年の時のノートは捨てたはずだ…もしかして、中1になってからの4カ月で…?
プルルルル
ケータイが鳴った。いちおう美樹とメアド交換していた。
「もしもし。」
『結衣?わかったでしょ?結奈は努力してるの…』
「もしかして、結奈と仲いいの?」
『別に、しゃべった事すらないわ。』
「じゃあなんで知ってるの?」
『…まあ…ね。じゃーね!』
美樹はいったい何者なのだろう。
私、村瀬結衣。今日、学校の通知表が配られた。図工と体育は4。あとは3。
え?そんな悪くないって思った?実は…双子の姉の結奈…結奈が原因なんだ。
私の住む県では、年2回、テストがある。そのテストは小4からあって、結奈は小4のころからず~っと1位…。そのせいで私は、くらべられてしまう。
「ただいま…。」
「あら、結衣。あのね、結奈がすべての科目で5をとったのよ。そういえば結衣は?」
「私?私は…図工と体育が4であとは3。」
「あ、そう。やっぱりね~。結奈とは大違いね。」
毎回そうだ…。もういや!!
~次の日、二人の部屋~
ガチャ…
「あ、結衣…。」
結奈が音楽プレーヤーを片手に持って『あれ?いたの?』って感じの顔をした。
「結奈。その音楽プレーヤーどうしたの?」
「え?結衣もらってない?今日ごほうびにって…。全部5になったからって。」
「…。結奈なんて大キライ!私がバカなの知ってて…わざと言っているんでしょ!?」
そういうと私は家をとび出した。
たたたっっ
走ってついたところは学校だった。
ーそうだ。学校の屋上からとび下りれば…
結奈にももう会わなくてすむー
今となっては、恐ろしい考えだが、当時はそれしか思いつかなかった。
私は、屋上のフェンスのないところに立った。
「さようなら。」
私は一言つぶやいた。これでやっと楽になれるー…。
その時だった。
誰かが引っ張る。
「あんた、なにしてんの?自殺なんてだめだよっっ。」
短い黒い髪の少女…この学校のセーラー服を着ている子がいた。
「私は美樹。あなたは?」
「私?私は結衣。」
すると美樹は、一瞬で今あったことを読み取ったような顔をした。
「なるほどね。」
美樹がつぶやいた。
「双子の姉、結奈は勉強ができる。そのため結衣は普通以上の成績をとっても『結奈とは大違い』と言われる。それがいやで自殺をしようといたってこと?」
当たったでもどうして?
「結奈は努力しているわ。あなたも…、がんばってみて。」
「…?うん。」
そして私は家に帰った。
ガチャ…
2人の部屋に入った。結奈は机で何かしている…。
「えっっ」
勉強をしていた。ノートはたなに20冊くらいあったが、どれも使い切っていた。
でも、前の学年の時のノートは捨てたはずだ…もしかして、中1になってからの4カ月で…?
プルルルル
ケータイが鳴った。いちおう美樹とメアド交換していた。
「もしもし。」
『結衣?わかったでしょ?結奈は努力してるの…』
「もしかして、結奈と仲いいの?」
『別に、しゃべった事すらないわ。』
「じゃあなんで知ってるの?」
『…まあ…ね。じゃーね!』
美樹はいったい何者なのだろう。
2010年3月30日火曜日
よつんばい
「できない、できない、できない・・・・・
みんなはできるのに私はできない。
みんなは逆さまなのに私だけ?」
そう思いながら私は組み体操をやっていた。
そう、「補助倒立」ができない。
○○が、
「がんばれ!」
と言っているけれども、いっこうに「補助倒立」ができなかった。
「ただいま。」
「・・・・・・・・・・・・・」
やっぱりだれもいない。
カチャ。ピポパポ。
いつもの電話をして、いつものようにお母さんの帰りを待っていた。
ガチャ。
「ただいま。」
「おかえり。今日も楽しかったけど、『補助倒立』ができないんだよね。」
「え? できないの?」
と言うことで、私の「補助倒立」の練習が始まった。
いつやっても、ドタンバタン。まるで象が近所を行進しているみたいに、大きな音がした。
「ママじゃあんまり教えられないから、パパに教えてもらって。」
と私は後回し。
私はしかたがないからバイオリンをやっていた。
ガチャ。
「ただいま。」
「あ、おかえり。あのさあ、『補助倒立』ってやつ、学校で一人だけできないんだけど。」
「ん。じゃあ、ちょっとついてきて。」
お父さんはここでもやはり、「ん。」と言った。「ん。」は、私とお父さんの口ぐせになっている。
ところで、私とお父さんは押し入れの壁でとっくん中。
見本をみせてくれるものの、
「ドタン バタン ドタン バタン」
お母さんに、
「もう、うるさいからやめなさい。」
と言われたため、今日は終わりにすることにした。
次の日。
今日もまた、組み体操がある。今日は3人技があるため、なおさら私は大変だった。
休み時間、○○が、
「やってみ。」
と言った。私も言われたとおりにやった。昨日より足が上がったが、まだカンペキな「補助倒立」ではなかった。
「ピッ。」
みんなは、逆さまだ。でも私はやっぱり四つんばい。
いつになったらできるのだろう。私はくやしさと不安を抱えながら3人技をやっている。
みんなはできるのに私はできない。
みんなは逆さまなのに私だけ?」
そう思いながら私は組み体操をやっていた。
そう、「補助倒立」ができない。
○○が、
「がんばれ!」
と言っているけれども、いっこうに「補助倒立」ができなかった。
「ただいま。」
「・・・・・・・・・・・・・」
やっぱりだれもいない。
カチャ。ピポパポ。
いつもの電話をして、いつものようにお母さんの帰りを待っていた。
ガチャ。
「ただいま。」
「おかえり。今日も楽しかったけど、『補助倒立』ができないんだよね。」
「え? できないの?」
と言うことで、私の「補助倒立」の練習が始まった。
いつやっても、ドタンバタン。まるで象が近所を行進しているみたいに、大きな音がした。
「ママじゃあんまり教えられないから、パパに教えてもらって。」
と私は後回し。
私はしかたがないからバイオリンをやっていた。
ガチャ。
「ただいま。」
「あ、おかえり。あのさあ、『補助倒立』ってやつ、学校で一人だけできないんだけど。」
「ん。じゃあ、ちょっとついてきて。」
お父さんはここでもやはり、「ん。」と言った。「ん。」は、私とお父さんの口ぐせになっている。
ところで、私とお父さんは押し入れの壁でとっくん中。
見本をみせてくれるものの、
「ドタン バタン ドタン バタン」
お母さんに、
「もう、うるさいからやめなさい。」
と言われたため、今日は終わりにすることにした。
次の日。
今日もまた、組み体操がある。今日は3人技があるため、なおさら私は大変だった。
休み時間、○○が、
「やってみ。」
と言った。私も言われたとおりにやった。昨日より足が上がったが、まだカンペキな「補助倒立」ではなかった。
「ピッ。」
みんなは、逆さまだ。でも私はやっぱり四つんばい。
いつになったらできるのだろう。私はくやしさと不安を抱えながら3人技をやっている。
2010年3月29日月曜日
「はさみ」恐怖症
その日は、友達のなっぺと一緒に私の家にで遊んでいた。はじめは楽しくDSなどをして遊んでいたが、やる遊びがなくなり、とうとうネタ切れした。私とななっぺは、
「何して遊ぶ?」
「例えば何がいい?」
と言葉のかけ合いをしていた。二人で暇にしていたときに、私のお母さんが、
「この紙切ってくれない?」と行った。私たち二人は暇だったので、「いいよー!」
と言い、早速切り始めた。その紙を切るはさみは2種類ある。一つはみんなが普段使う普通のはさみだった。もう一つはちょっと違う、刃が5枚刃のはさみだ。そのはさみはシュレッダーのように細かく切れるのでシュレッダーばさみという名だ。そのはさみは持つと重く、見ているだけで恐ろしいし、鳥肌が立ちそうなはさみだ。そのシュレッダーばさみは私が使い、普通のはさみはななっぺが使うことになった。ななっぺ自身は、自分がそのはさみ使ってもいいと気軽に行ってくれていたが、私は、
「危ないからいいよ。」
と一言言った。その一言にはいろんな意味があった。
一、なっぺにけがを負わせてはいけない。
二、泣かれてしまっては困る。
三、けがを負わせてしまったら、責任がある。
このようなことがあっては嫌だと思い、私はそう言った。初めは二人とも楽しく、そして慎重に切っていった。途中に五分ぐらいの休けいを入れながらやった。でもだんだんとはさみの扱いにも慣れてきた。そして、切り終わった後の紙の大きさや一回に切る量が増えてきたので、私はなっぺに確認した。
「なっぺ!やってて楽しい?」
するとなっぺは、
「楽しいよ。大丈夫!」と言ってくれた。私は良かったと思った。つまらないと言われたらどんな遊びをすればいいかわからなかったからだ。
ちなみに私の使っているシュレッダーばさみの音は、
「パチン、パチン。」
まるで爪を切っている音のようだった。その音は悪魔の音だと言える。ちなみに私の紙の持ち方はこうだ。紙の上に親指があり、残りの四本の指は紙の下にあった。その時、悲劇は起きた。シュレッダーばさみが小指に当たる。その瞬間、私の小指の先がほんの少しだけ切れた。皮だけでなく、肉も切れた。約一ミリぐらいだろうか。でもその一ミリが相当やばかった。血が出る。血の量も異常だ。大量出血で死んでしまうのではないか?と思ってしまったほどの血の量だった。以前にもななっぺの前で一回泣いたことがあったから、今回またななっぺの前で泣くのは屈辱的であり、私自身のプライドがゆるさなかった。私は姉と自分の部屋でワンワン泣いた。涙はどんどんあふれてきた。目が赤かった。その時の私には、不安とパニックが積み重なっていた。パニックと不安の原因は、その時通っていたスイミングスクールのことだった。指先を切ってしまったからといって、休むわけにはいかなかった。なぜかって?そう、私はこれまで一度もスイミングスクールを休んだことがなかった。たとえ運動会の日でも。皆勤賞をねらっていた。バンドエイドを五枚以上貼ってもすまなかったので、薬局に行き、テーピングの透明バージョンっていう感じの物を買ってきて、包帯のようにぐるぐる巻きにして、スイミングスクールへ行った。それでも血はにじんでいた。 しみたらどうしよう…。不安があった。でも実際泳いでみてもしみることはなかった。でもジンジンズキズキという痛みは強烈だった。その傷を見ていると、やる気がゼロ状態になり、何もしたくなくなった。
当たり前のことだが、そのテーピングやバンドエイドを取り替えなければならない。傷口とバンドエイドのガーゼの部分が接触しているので、外すのには超勇気が必要だった。外す度に、ワンワンと大声で泣いた。約五ヶ月の間はそんなことが毎日続いた。
しばらくするとバンドエイドを貼らなくてもいい状態になってきた。そこからの治りは早かったが、ジンジンズキズキという痛みはまだあった。また少したち、だんだんとジンジンズキズキという痛みもなくなってきた。不安とパニックもどこかへ飛んでいった。
そして五ヶ月後、完全に治ったがきずあとがある。そのきずあとの形は何形だと思う?三角形のような形が残っているのだ。
今でもその左手の小指にしょうげきがあると少し痛いが、その痛みにもだんだん慣れてきた。 今でもなっぺは、シュレッダーばさみと自分が使っていたはさみを交かんしていたら、と思ってくれているらしい。その気持ちはとてもうれしく思った。
時々私は、左手小指と右手小指を比べてみる。
明らかに左手小指の法が右手小指より小さかった。あれはきっと人生で一番痛かったと思う。私の知っている限り。
あれ以来私ははさみ恐怖症になっている。はさみを持つと手がふるえてしまうのだ。
「何して遊ぶ?」
「例えば何がいい?」
と言葉のかけ合いをしていた。二人で暇にしていたときに、私のお母さんが、
「この紙切ってくれない?」と行った。私たち二人は暇だったので、「いいよー!」
と言い、早速切り始めた。その紙を切るはさみは2種類ある。一つはみんなが普段使う普通のはさみだった。もう一つはちょっと違う、刃が5枚刃のはさみだ。そのはさみはシュレッダーのように細かく切れるのでシュレッダーばさみという名だ。そのはさみは持つと重く、見ているだけで恐ろしいし、鳥肌が立ちそうなはさみだ。そのシュレッダーばさみは私が使い、普通のはさみはななっぺが使うことになった。ななっぺ自身は、自分がそのはさみ使ってもいいと気軽に行ってくれていたが、私は、
「危ないからいいよ。」
と一言言った。その一言にはいろんな意味があった。
一、なっぺにけがを負わせてはいけない。
二、泣かれてしまっては困る。
三、けがを負わせてしまったら、責任がある。
このようなことがあっては嫌だと思い、私はそう言った。初めは二人とも楽しく、そして慎重に切っていった。途中に五分ぐらいの休けいを入れながらやった。でもだんだんとはさみの扱いにも慣れてきた。そして、切り終わった後の紙の大きさや一回に切る量が増えてきたので、私はなっぺに確認した。
「なっぺ!やってて楽しい?」
するとなっぺは、
「楽しいよ。大丈夫!」と言ってくれた。私は良かったと思った。つまらないと言われたらどんな遊びをすればいいかわからなかったからだ。
ちなみに私の使っているシュレッダーばさみの音は、
「パチン、パチン。」
まるで爪を切っている音のようだった。その音は悪魔の音だと言える。ちなみに私の紙の持ち方はこうだ。紙の上に親指があり、残りの四本の指は紙の下にあった。その時、悲劇は起きた。シュレッダーばさみが小指に当たる。その瞬間、私の小指の先がほんの少しだけ切れた。皮だけでなく、肉も切れた。約一ミリぐらいだろうか。でもその一ミリが相当やばかった。血が出る。血の量も異常だ。大量出血で死んでしまうのではないか?と思ってしまったほどの血の量だった。以前にもななっぺの前で一回泣いたことがあったから、今回またななっぺの前で泣くのは屈辱的であり、私自身のプライドがゆるさなかった。私は姉と自分の部屋でワンワン泣いた。涙はどんどんあふれてきた。目が赤かった。その時の私には、不安とパニックが積み重なっていた。パニックと不安の原因は、その時通っていたスイミングスクールのことだった。指先を切ってしまったからといって、休むわけにはいかなかった。なぜかって?そう、私はこれまで一度もスイミングスクールを休んだことがなかった。たとえ運動会の日でも。皆勤賞をねらっていた。バンドエイドを五枚以上貼ってもすまなかったので、薬局に行き、テーピングの透明バージョンっていう感じの物を買ってきて、包帯のようにぐるぐる巻きにして、スイミングスクールへ行った。それでも血はにじんでいた。 しみたらどうしよう…。不安があった。でも実際泳いでみてもしみることはなかった。でもジンジンズキズキという痛みは強烈だった。その傷を見ていると、やる気がゼロ状態になり、何もしたくなくなった。
当たり前のことだが、そのテーピングやバンドエイドを取り替えなければならない。傷口とバンドエイドのガーゼの部分が接触しているので、外すのには超勇気が必要だった。外す度に、ワンワンと大声で泣いた。約五ヶ月の間はそんなことが毎日続いた。
しばらくするとバンドエイドを貼らなくてもいい状態になってきた。そこからの治りは早かったが、ジンジンズキズキという痛みはまだあった。また少したち、だんだんとジンジンズキズキという痛みもなくなってきた。不安とパニックもどこかへ飛んでいった。
そして五ヶ月後、完全に治ったがきずあとがある。そのきずあとの形は何形だと思う?三角形のような形が残っているのだ。
今でもその左手の小指にしょうげきがあると少し痛いが、その痛みにもだんだん慣れてきた。 今でもなっぺは、シュレッダーばさみと自分が使っていたはさみを交かんしていたら、と思ってくれているらしい。その気持ちはとてもうれしく思った。
時々私は、左手小指と右手小指を比べてみる。
明らかに左手小指の法が右手小指より小さかった。あれはきっと人生で一番痛かったと思う。私の知っている限り。
あれ以来私ははさみ恐怖症になっている。はさみを持つと手がふるえてしまうのだ。
2010年3月28日日曜日
本の紹介文(2006)
字数限定した「本の紹介文」です。
『ハッピーバースデー』
「おまえ生まれてこなきゃよかったよ。」
11才の誕生日の日、兄と母の一言で、あすかは声をなくしてしまった。あすかは、祖父母の愛と自然の中で暮らし、「自分は自分として生きる」そうあすかは強く心にちかった。だが、問題はあすかだけではなかった。
私がこの本をおすすめした理由は、この本は家族の問題や友だちのも題を、あすかがいろいろ苦労しながら問題を乗り越えていく話なので、ぜひ読んでほしかったからです。この本は中学年、高学年におすすめします。悲しい話ですが、この本を読むと家族と友だちの大切さや、いろんな人たちへの優しさがどんなに大切かが分かります。
この本は読んで泣かない人がいないほど感動します。本はおもしろい方がいいけど、たまには感動する話はどうですか?
『カラフル』
もしも今、あなたが死んでしまっていたら、生まれ変われると思いますか?
人は死んでしまってから生まれ変わるのではなく、生きている間に生まれ変われるのです。ぼくはこの本を読んで気づいたことがいっぱいありました。それをみなさんにも気づいてもらいたいです。人はいつからでも生まれ変われます。
自分を生まれ変わらせる、そんな勇気のある方におすすめします。この本で作者が一番伝えたかったことを見つけてみて下さい。見つけ出せたあなたは、きっと生まれ変わっているに違いありません。ぜひ、『カラフル』を読んでみてください。
『イクバルの闘い』
いつまでたっても消えない印。この印さえ消えれば借金が返せる。借金さえ返せれば家に帰れる。だが借金はなくならない。そこへイクバルがやってきた!「それ本気?」みんな夢も希望もなくなっていた。「ああ本気さ!ここから抜け出すつもりさ」イクバルはひそかにちゃくちゃくと計画を立てていた。しかし…
「墓に入れておけ」、墓とは何なのか?そして計画の行方は?イクバルと仲間達の築いていくきずな。世界一勇気ある少年、イクバル。運命には逆らえないのか・・・?
この物語は、高学年におすすめです。理由はイクバルは僕たちとほとんど同じ年令で、自分との違いがわかるかもしれないからです。世界のどこかにこんな少年がいると言うことを確かめてください。働かされられている子ども達を救ってあげてください。みなさん、イクバルの闘いを読んでみてはどうですか?
『ハッピーバースデー』
「おまえ生まれてこなきゃよかったよ。」
11才の誕生日の日、兄と母の一言で、あすかは声をなくしてしまった。あすかは、祖父母の愛と自然の中で暮らし、「自分は自分として生きる」そうあすかは強く心にちかった。だが、問題はあすかだけではなかった。
私がこの本をおすすめした理由は、この本は家族の問題や友だちのも題を、あすかがいろいろ苦労しながら問題を乗り越えていく話なので、ぜひ読んでほしかったからです。この本は中学年、高学年におすすめします。悲しい話ですが、この本を読むと家族と友だちの大切さや、いろんな人たちへの優しさがどんなに大切かが分かります。
この本は読んで泣かない人がいないほど感動します。本はおもしろい方がいいけど、たまには感動する話はどうですか?
『カラフル』
もしも今、あなたが死んでしまっていたら、生まれ変われると思いますか?
人は死んでしまってから生まれ変わるのではなく、生きている間に生まれ変われるのです。ぼくはこの本を読んで気づいたことがいっぱいありました。それをみなさんにも気づいてもらいたいです。人はいつからでも生まれ変われます。
自分を生まれ変わらせる、そんな勇気のある方におすすめします。この本で作者が一番伝えたかったことを見つけてみて下さい。見つけ出せたあなたは、きっと生まれ変わっているに違いありません。ぜひ、『カラフル』を読んでみてください。
『イクバルの闘い』
いつまでたっても消えない印。この印さえ消えれば借金が返せる。借金さえ返せれば家に帰れる。だが借金はなくならない。そこへイクバルがやってきた!「それ本気?」みんな夢も希望もなくなっていた。「ああ本気さ!ここから抜け出すつもりさ」イクバルはひそかにちゃくちゃくと計画を立てていた。しかし…
「墓に入れておけ」、墓とは何なのか?そして計画の行方は?イクバルと仲間達の築いていくきずな。世界一勇気ある少年、イクバル。運命には逆らえないのか・・・?
この物語は、高学年におすすめです。理由はイクバルは僕たちとほとんど同じ年令で、自分との違いがわかるかもしれないからです。世界のどこかにこんな少年がいると言うことを確かめてください。働かされられている子ども達を救ってあげてください。みなさん、イクバルの闘いを読んでみてはどうですか?
2010年3月27日土曜日
うちゅうたんていヘレン
作:ももこ(2年) 2010/3/5
ある日、小さな町に男の子がいました。
男の子の名前は、ヘレンという名前でした。
ヘレンはうちゅうが大すきでした。
家への帰り道のことでした。
ごみばこにくまのぬいぐるみがすててありました。
ヘレンが言いました。
「かわいそうに。家にもってかえろう。」
家につきました。
ぬいぐるみをたなにおいて、今日出されたうちゅうもんだいをときはじめました。
50分後、
「あぁ、おわった、おわった、もうすぐだ。」
とヘレンが言いました。
ヘレンは立ってあくびをするとけんびきょうをのぞきました。
ぬいぐるみがカサカサと動きました。
後ろをむいてみると
「こんにちは。」
とにぬいぐるみが言いました。
「ぬいぐるみがしゃべった。」
とヘレンが言いました。
ぬいぐるみは言いました。
「まってわたしは、あなたをさがしていたのよ。」
ヘレンが言いました。
「きみの名前は。ぼくはヘレン。」
ぬいぐるみは、うなずきながら言いました。
「わたしの名前はラブリー。」
ヘレンが言いました。
「ラブリーなんでここにきたの。」
「じつは、ハートわくせいのぬいぐるみなんです。
ハートわくせいには、やさしくて、きれいで、みんなのことを思ってくれるおひめさまがいるんです。
ある日、あくまのジャックにつかまったんです。
わたしは、大いそぎでちきゅうにむかったのです。
マシーンがこわれてついらくして、一人で雪の中を歩いていたらヘレンがひろってくれたんです。
あなたがせんしです。」
とラブリーが言いました。
またヘレンがびっくりしました。
ラブリーが言いました。
「このぼうしをどうぞ。」
と言って黄色ぼうしをわたしました。
「明日むかえにきます。」
と言ってラブリーはくらやみにきえていきました。
ヘレンは言いました。
「明日は、学校だ。しかもおかあさんとおとうさんもしんぱいするし、どうしよう。」
よく朝、ラブリーがむかえにきました。
ヘレンが言いました。
「行こう。」
ラブリーの、マシーンにのってハートわくせいに行くことになりました。
食べものOK、ふくOK、くつOK、けんびきょうOK。
ヘレンが言いました。
「いってきます。」
ラブリーのマシーンは空高く上がって行きました。
ヘレンはうちゅうヘルメットをかぶりました。
ヘレンはさけびました。
「わくせいだ!!太陽もある。ちきゅうはあんなにでっかかったんだ。」
ヘレンが言いました。
「もうすぐですよ。」
そうです、もうすぐハートわくせいにつくのでした。
ヒューガタン!!
「つきました。」
とラブリーが言いました。
マシーンの外に出てみると、まっくろなやみにおおいかくされていました。
少し、歩いてみると黒いきりにおおいかぶさったおしろがありました。
一番てっぺんに光るものがありました。
ヘレンが言いました。
「行ってみよう。」
おしろに行くには、森こえなくてはいけません。
ヘレンは、森の中をすすみました。
すると、ガサガサと音が聞こえてきました。
ラブリーが言いました。
「ギャー」
ヘレンが言いました。
「どうぶつだよ。」
ラブリーが言いました。
「なんだびっくりした。」
しばらくすすむと、おしろにつきました。
おしろのドアがギーギーとあきました。
「よし、入ろう。」
とヘレンが言いました。
3かいにあがったときです。
へんな玉のものがころがってきました。
すると、ドッカーンとばくはつしました。
つぎつぎに玉がころがってきます。
二人は声をあわせていいました。
「キャー!!」
7分後
「はぁはぁやっとにげられたね。」
とヘレンが言いました。
「あれはリストというダイナマイトです。」
とラブリーが言いました。ヘレンが言いました。
「リストには気をつけよう。」
4かいについたところで天じょうからぶきみな音がきこえてきました。
上から、イスが下りてきて、
「はっはっは。よくきたね。」
とジャックが言いました。
「ジャック、今日こそたいけつだ。」
ヘレンが言いました。
すると、ラブリーの体にあるハートが光って…キラキラ、けんが出てきました。
ジャックもブラックのけんをもっていざたいけつです。
ヘレンは言いました。
「行くぞ。」
ヘレンは思いきっておそいかかりました。
カンキン、カンキン。
「なら、上からだ。」
とヘレンが言いました。
でもジャックは、そんなのけんでとめてしまいました。
カンキン、ジャックが言いました。
「右からだ。」
ヘレンはききいっぱつよけることができました。
ヘレンが一しゅん下をむいていたら、そこにはジャックがいなくなっていました。
「はっはっは。明日けっちゃくだ。」
と言いのこして、ジャックは行ってしまいました。
「くそ。」
とヘレンが言いました。
ラブリーが言いました。
「あきらめないで。まだまだ、たたかいはおわってないわ。」
ヘレンが言いました。
「そうだ、あのさくせんにすればいいんだ。」
ラブリーが言いました。
「どんなさくせん。」
こしょこしょこしょ・・・。
「そのさくせんね。」
つぎの日です。
「さぁたいけつだ。」
とヘレンが言いました。
「いいだろう。」
とジャックが言いました。
すると、ジャックが一しゅん下をむいていたらヘレンがきえました。
「下からだ。」とヘレンが言いました。
これを見てジャックははいになってきえました。
ヘレンはおくじょうに行きました。
ひめがいました。
「ありがとう。あなたがたすけてくれたのね。」
ラブリーが言いました。
「ひめ、ヘレンはちきゅうに帰らなければいけません。」
ひめが言いました。
「また会えたらうれしいです。」
ラブリーがマシーンでおくりむかえしてくれるのです。
マシーンがうごきました。
ヒューすごいスピードでちきゅうにむかいました。
ちきゅうにつくとラブリーが言いました。
「わたしのことをわすれないでください。」
ヘレンが言いました。
「うん。わかった。」
ラブリーはハートわくせいにもどっていきました。
ヘレンは家に帰るとまたけんびきょうを見ています。
おわり
ある日、小さな町に男の子がいました。
男の子の名前は、ヘレンという名前でした。
ヘレンはうちゅうが大すきでした。
家への帰り道のことでした。
ごみばこにくまのぬいぐるみがすててありました。
ヘレンが言いました。
「かわいそうに。家にもってかえろう。」
家につきました。
ぬいぐるみをたなにおいて、今日出されたうちゅうもんだいをときはじめました。
50分後、
「あぁ、おわった、おわった、もうすぐだ。」
とヘレンが言いました。
ヘレンは立ってあくびをするとけんびきょうをのぞきました。
ぬいぐるみがカサカサと動きました。
後ろをむいてみると
「こんにちは。」
とにぬいぐるみが言いました。
「ぬいぐるみがしゃべった。」
とヘレンが言いました。
ぬいぐるみは言いました。
「まってわたしは、あなたをさがしていたのよ。」
ヘレンが言いました。
「きみの名前は。ぼくはヘレン。」
ぬいぐるみは、うなずきながら言いました。
「わたしの名前はラブリー。」
ヘレンが言いました。
「ラブリーなんでここにきたの。」
「じつは、ハートわくせいのぬいぐるみなんです。
ハートわくせいには、やさしくて、きれいで、みんなのことを思ってくれるおひめさまがいるんです。
ある日、あくまのジャックにつかまったんです。
わたしは、大いそぎでちきゅうにむかったのです。
マシーンがこわれてついらくして、一人で雪の中を歩いていたらヘレンがひろってくれたんです。
あなたがせんしです。」
とラブリーが言いました。
またヘレンがびっくりしました。
ラブリーが言いました。
「このぼうしをどうぞ。」
と言って黄色ぼうしをわたしました。
「明日むかえにきます。」
と言ってラブリーはくらやみにきえていきました。
ヘレンは言いました。
「明日は、学校だ。しかもおかあさんとおとうさんもしんぱいするし、どうしよう。」
よく朝、ラブリーがむかえにきました。
ヘレンが言いました。
「行こう。」
ラブリーの、マシーンにのってハートわくせいに行くことになりました。
食べものOK、ふくOK、くつOK、けんびきょうOK。
ヘレンが言いました。
「いってきます。」
ラブリーのマシーンは空高く上がって行きました。
ヘレンはうちゅうヘルメットをかぶりました。
ヘレンはさけびました。
「わくせいだ!!太陽もある。ちきゅうはあんなにでっかかったんだ。」
ヘレンが言いました。
「もうすぐですよ。」
そうです、もうすぐハートわくせいにつくのでした。
ヒューガタン!!
「つきました。」
とラブリーが言いました。
マシーンの外に出てみると、まっくろなやみにおおいかくされていました。
少し、歩いてみると黒いきりにおおいかぶさったおしろがありました。
一番てっぺんに光るものがありました。
ヘレンが言いました。
「行ってみよう。」
おしろに行くには、森こえなくてはいけません。
ヘレンは、森の中をすすみました。
すると、ガサガサと音が聞こえてきました。
ラブリーが言いました。
「ギャー」
ヘレンが言いました。
「どうぶつだよ。」
ラブリーが言いました。
「なんだびっくりした。」
しばらくすすむと、おしろにつきました。
おしろのドアがギーギーとあきました。
「よし、入ろう。」
とヘレンが言いました。
3かいにあがったときです。
へんな玉のものがころがってきました。
すると、ドッカーンとばくはつしました。
つぎつぎに玉がころがってきます。
二人は声をあわせていいました。
「キャー!!」
7分後
「はぁはぁやっとにげられたね。」
とヘレンが言いました。
「あれはリストというダイナマイトです。」
とラブリーが言いました。ヘレンが言いました。
「リストには気をつけよう。」
4かいについたところで天じょうからぶきみな音がきこえてきました。
上から、イスが下りてきて、
「はっはっは。よくきたね。」
とジャックが言いました。
「ジャック、今日こそたいけつだ。」
ヘレンが言いました。
すると、ラブリーの体にあるハートが光って…キラキラ、けんが出てきました。
ジャックもブラックのけんをもっていざたいけつです。
ヘレンは言いました。
「行くぞ。」
ヘレンは思いきっておそいかかりました。
カンキン、カンキン。
「なら、上からだ。」
とヘレンが言いました。
でもジャックは、そんなのけんでとめてしまいました。
カンキン、ジャックが言いました。
「右からだ。」
ヘレンはききいっぱつよけることができました。
ヘレンが一しゅん下をむいていたら、そこにはジャックがいなくなっていました。
「はっはっは。明日けっちゃくだ。」
と言いのこして、ジャックは行ってしまいました。
「くそ。」
とヘレンが言いました。
ラブリーが言いました。
「あきらめないで。まだまだ、たたかいはおわってないわ。」
ヘレンが言いました。
「そうだ、あのさくせんにすればいいんだ。」
ラブリーが言いました。
「どんなさくせん。」
こしょこしょこしょ・・・。
「そのさくせんね。」
つぎの日です。
「さぁたいけつだ。」
とヘレンが言いました。
「いいだろう。」
とジャックが言いました。
すると、ジャックが一しゅん下をむいていたらヘレンがきえました。
「下からだ。」とヘレンが言いました。
これを見てジャックははいになってきえました。
ヘレンはおくじょうに行きました。
ひめがいました。
「ありがとう。あなたがたすけてくれたのね。」
ラブリーが言いました。
「ひめ、ヘレンはちきゅうに帰らなければいけません。」
ひめが言いました。
「また会えたらうれしいです。」
ラブリーがマシーンでおくりむかえしてくれるのです。
マシーンがうごきました。
ヒューすごいスピードでちきゅうにむかいました。
ちきゅうにつくとラブリーが言いました。
「わたしのことをわすれないでください。」
ヘレンが言いました。
「うん。わかった。」
ラブリーはハートわくせいにもどっていきました。
ヘレンは家に帰るとまたけんびきょうを見ています。
おわり
2010年3月26日金曜日
「かんじのトンネルリレー」
「かんじのトンネルリレー」 かい
一年生のかん字です。大さんと七さんです。
いっせいにスタートしました。
七さんがリードして、トンネルに入ろうとしたら、ころんで、
「エーン、エーン。」
とないています。大さんも近づいてきます。でも大さんは、はあはあ言っています。
「どっちがかつんでしょう。おもしろいしあいです。」
七さんと大さん、トンネルに同時に入りました。
大さんと七さん、出てくるのがおそいです。七さんが、
「はあ、はあ。」
といって出てきたら、なんと、七さんは、2の2のななちゃんになっていました。
七さんはつかれて、止まりました。
大さんは、大地君になって、すごい早さでななちゃんをぬかして、ゴールしました。ななちゃんもゴールしました。
つぎは、貝さんと校さんです。
いっせいにスタートし、校さんがもうスピードではしったら、フライングをしてしまいました。5びょうたって、また走り出しました。
またもうスピードで走ったら、小石があって、校さんは思いっきりころんでしまいました。
貝さんはトンネルの前です。
校さんも来て、同時にトンネルの中に入りました。
なんと、トンネルの中で同時にころんだのです。
でも、出てきて、校さんは、こうしょう君、貝さんは、開になりました。
同時にゴールして、楽しそうでした。
さいごは2の2全員リレーです。
2の2全員でスタートしました。広木先生も入っています。2人3きゃくみたいに、みんなぜんぜんうごかなくて、トンネルにはまだ遠いです。
やっとトンネルに入りました。
みんなギューギューで、出てきません。トンネルからは、声が聞こえてきます。
「きついよー、たすけてー。」
やっと、出てきました。
みんな、スゴイクラスになっていました。
一年生のかん字です。大さんと七さんです。
いっせいにスタートしました。
七さんがリードして、トンネルに入ろうとしたら、ころんで、
「エーン、エーン。」
とないています。大さんも近づいてきます。でも大さんは、はあはあ言っています。
「どっちがかつんでしょう。おもしろいしあいです。」
七さんと大さん、トンネルに同時に入りました。
大さんと七さん、出てくるのがおそいです。七さんが、
「はあ、はあ。」
といって出てきたら、なんと、七さんは、2の2のななちゃんになっていました。
七さんはつかれて、止まりました。
大さんは、大地君になって、すごい早さでななちゃんをぬかして、ゴールしました。ななちゃんもゴールしました。
つぎは、貝さんと校さんです。
いっせいにスタートし、校さんがもうスピードではしったら、フライングをしてしまいました。5びょうたって、また走り出しました。
またもうスピードで走ったら、小石があって、校さんは思いっきりころんでしまいました。
貝さんはトンネルの前です。
校さんも来て、同時にトンネルの中に入りました。
なんと、トンネルの中で同時にころんだのです。
でも、出てきて、校さんは、こうしょう君、貝さんは、開になりました。
同時にゴールして、楽しそうでした。
さいごは2の2全員リレーです。
2の2全員でスタートしました。広木先生も入っています。2人3きゃくみたいに、みんなぜんぜんうごかなくて、トンネルにはまだ遠いです。
やっとトンネルに入りました。
みんなギューギューで、出てきません。トンネルからは、声が聞こえてきます。
「きついよー、たすけてー。」
やっと、出てきました。
みんな、スゴイクラスになっていました。
2010年3月22日月曜日
ごめんなさいでのなみだ。
まこ作 (5年生) 2008年3月1日
「だからあやまりなよーっ。」
今まさに兄と母はケンカ?というよりも,兄が受験なのに,テレビばかり見ていて, 母はそれを心配し,怒っているのだ。
「ねぇ~,あやまりなよ~。」
「いやだね。」
「じゃー,一生あやまらないの?」
「うん,ずーっとあやまらずにいる。」
「そんなんで,いいの?」
と,話し,兄を説得している私。
「ああー,あやまらないなんて意地張っちゃって,素直にあやまればいいのに。」
なーんて思いながら,何分も何時間も説得しました。
私と兄との小さな文通をしました。その内容は,
『あやまらなくっちゃ,だめ,ダメ!「ごめんなさい」一言で,人の気持ちって大きく変わるんだよ。』
と書き,でも返事はなかったけど,
やっとー,あやまる決心がついたようです。
でも,母は,兄のあやまり方が気に入らなかったようです。
「ごめんなさいっ,とは,簡単に言えるけれど,その気持ち,ちゃんと実行に移してくれないと,うれしくない」
と言っていた・・・・。
その通りだと思う。私はあやまらないと気がすまないから,あやまるタイプです。
↑は関係ないけど,
兄と母は仲直りできました。
でも,母は,涙を流していました。
「だからあやまりなよーっ。」
今まさに兄と母はケンカ?というよりも,兄が受験なのに,テレビばかり見ていて, 母はそれを心配し,怒っているのだ。
「ねぇ~,あやまりなよ~。」
「いやだね。」
「じゃー,一生あやまらないの?」
「うん,ずーっとあやまらずにいる。」
「そんなんで,いいの?」
と,話し,兄を説得している私。
「ああー,あやまらないなんて意地張っちゃって,素直にあやまればいいのに。」
なーんて思いながら,何分も何時間も説得しました。
私と兄との小さな文通をしました。その内容は,
『あやまらなくっちゃ,だめ,ダメ!「ごめんなさい」一言で,人の気持ちって大きく変わるんだよ。』
と書き,でも返事はなかったけど,
やっとー,あやまる決心がついたようです。
でも,母は,兄のあやまり方が気に入らなかったようです。
「ごめんなさいっ,とは,簡単に言えるけれど,その気持ち,ちゃんと実行に移してくれないと,うれしくない」
と言っていた・・・・。
その通りだと思う。私はあやまらないと気がすまないから,あやまるタイプです。
↑は関係ないけど,
兄と母は仲直りできました。
でも,母は,涙を流していました。
ダイヤちゃんとほしくん、いつでもいっしょ
めい作 (2年生)2010.1.29
ダイヤちゃんという子がいました。小学校2年生です。
ダイヤちゃんは、ほしくんとなかよしです。同じクラスです。
今日もほしくんといっしょに外であそんでいます。
中休みがおわりました。
あしたからは夏休みです。
ダイヤちゃんは楽しみです。
ダイヤちゃんはほしくんにいいました。
「あしたから夏休みだね。」
「うん、そうだね。」
夏休みになりました。
ダイヤちゃんとほしくんは今日もあそんでいます。
夏休みがおわりました。
「おはよーーう。」
と、ダイヤちゃん。
「おはよーーう。」
と、みんな。
今日はほしくんがおねつで休みです。
「きょうはほしくんと日直いっしょなのに・・・。」
と、ダイヤちゃんは思いました。
ダイヤちゃんは一人で家に帰っていきました。
そして、ほしくんがだいじょうぶか見に、ほしくんの家にいきました。
ほしくんの家につきました。
ピンポーン。
ほしくんのお母さんが出てきました。
「あら、ダイヤちゃん、どうしたの。」
「ほしくんがおねつだから見にきました。」
「あら、ありがとう、中に入りなさい。」
ほしくんはおきていました。
「ほしくん、だいじょうぶ。」
「うん、だいじょうぶ。」
「はい、これ、リンゴとチョコ食べてね。」
「ありがとう。」
ほしくんのお母さんがオレンジジュースを出してくれました。
「どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「ダイヤちゃん、バイバーイ。」
「ダイヤちゃん、ありがとう。」
ほしくんと、ほしくんのお母さんが言いました。
ダイヤちゃんは思いました。
「ほしくん、あした学校にくるかなあ。」
ダイヤちゃんは、そう思いながら帰りました。
つぎの日・・・
ダイヤちゃんは学校に行って、教室に入り、
「おはよーう。」
みんなが、
「おはよーう。」
ダイヤちゃんは、ほしくんをさがしました。
ほしくんは、いました。
ダイヤちゃんは、
「よかったー。」
と、思いました。
ダイヤちゃんは、
「ほしくん、だいじょうぶだった? ねつはなおった?」
ほしくんは、
「うん、だいじょうぶ。」
ダイヤちゃんは、
「よかったね。中休みになったら、あそぼうね。」
ダイヤちゃんという子がいました。小学校2年生です。
ダイヤちゃんは、ほしくんとなかよしです。同じクラスです。
今日もほしくんといっしょに外であそんでいます。
中休みがおわりました。
あしたからは夏休みです。
ダイヤちゃんは楽しみです。
ダイヤちゃんはほしくんにいいました。
「あしたから夏休みだね。」
「うん、そうだね。」
夏休みになりました。
ダイヤちゃんとほしくんは今日もあそんでいます。
夏休みがおわりました。
「おはよーーう。」
と、ダイヤちゃん。
「おはよーーう。」
と、みんな。
今日はほしくんがおねつで休みです。
「きょうはほしくんと日直いっしょなのに・・・。」
と、ダイヤちゃんは思いました。
ダイヤちゃんは一人で家に帰っていきました。
そして、ほしくんがだいじょうぶか見に、ほしくんの家にいきました。
ほしくんの家につきました。
ピンポーン。
ほしくんのお母さんが出てきました。
「あら、ダイヤちゃん、どうしたの。」
「ほしくんがおねつだから見にきました。」
「あら、ありがとう、中に入りなさい。」
ほしくんはおきていました。
「ほしくん、だいじょうぶ。」
「うん、だいじょうぶ。」
「はい、これ、リンゴとチョコ食べてね。」
「ありがとう。」
ほしくんのお母さんがオレンジジュースを出してくれました。
「どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「ダイヤちゃん、バイバーイ。」
「ダイヤちゃん、ありがとう。」
ほしくんと、ほしくんのお母さんが言いました。
ダイヤちゃんは思いました。
「ほしくん、あした学校にくるかなあ。」
ダイヤちゃんは、そう思いながら帰りました。
つぎの日・・・
ダイヤちゃんは学校に行って、教室に入り、
「おはよーう。」
みんなが、
「おはよーう。」
ダイヤちゃんは、ほしくんをさがしました。
ほしくんは、いました。
ダイヤちゃんは、
「よかったー。」
と、思いました。
ダイヤちゃんは、
「ほしくん、だいじょうぶだった? ねつはなおった?」
ほしくんは、
「うん、だいじょうぶ。」
ダイヤちゃんは、
「よかったね。中休みになったら、あそぼうね。」
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