ほのか(2年生)
わたしはよく図書室にいく。ななめにいる男の子だってそうだ。
わたしのお気に入りの場所は、わたしのとくとうせきだ。
ななめの男の子もとくとうせきをつくっている。
わたしは、男の子が来ないときは、「きょうはいないのかなあ。」なんて思う。
そう、
すきになってたんだ。
つぎの朝、学校に行くと、教室は、わあわあしていた。
もうすぐ学きまつの、かんじテストの日だからだ。
その日、あの男の子がいた。
自分のとくとうせきにちゃんとすわっている。
わたしのとくとうせきは、だれかのバックでふさがれている。
男の子が、わたしの方をむいた。
「バックどかしたら。」
と、バックをおいていた子に、こしょこしょばなしでいった。
その人は、バックをどかした。
男の子は、わたしの方をむいて、いすを、トントンたたいた。
もしかして、わたし、そこのせきすわってもいいの?
わたしはしずかにいすをひいて、すわった。
わざわざ「バックどかしなよ」っていってくれたから「ありがとう、」っていいたいけど、
声がかすれそうで言えない。
わたしはいそいで、バックからノートとペンをとりだした。
ノートに「ありがとう」と書いて、その言ってくれた男の子にむけた。
思いつたわるかな、つたわるといいけど。
男の子がわたしにむけてくれたえがお。
わたしの中は、いま、むねがいっぱいでたまらない。
でも、わたしは、図書室で見る男の子しかしらない。
あのモテモテな子と会長をやっている男の子。
つきあったら、なんて、おにあいの二人なんだろう。
わたしは図書室で見る男の子しかしらない。
どんな話、してるんだろう。
わたしには、おいつけないような、すごい話をしているかもしれない。
わたしは男の子のうしろをついていった。
たちどまっても・・・なにも・・・はじまらないんだ☆
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