ある日、家に帰って宿題をしていると、ろうかから、
「ドタッ、ドッタン。」
とうるさい音が聞こえてきた。
私がドアのガラス窓からろうかをのぞくと、お父さんが金魚の世話をしていた。
(それって楽しいのかなぁ~)と、そこから思い始めた。
私は今まで、鳥の世話も何にもしなかった。
ただ鳥が飼いたかっただけだった。
お父さんに、世話すれば飼っていいよと言われ、世話をするからと言い買ってもらったけど、
今は全然世話をしていない。
鳥がかわいそうだ。
4月のはじめくらいに、ゆめがカメとメダカとドジョウの世話をしていた。
それを私は見ていた。
ゆめは、みのに、
「水を持って来い!早く!」
と言っていた。みのが、
「わかった。」
と言って、ドジョウのために水をくみに行った。
その間にゆめは、えさをあげていた。
私はゆめのことを見て、
(いつもおもしろキャラで、思った事をなんでもすぐ言えるけど、メダカとか生き物のお母さんみたいだ)
と思った。
そしてしばらく何日も、ゆめとメダカたちを見ていた。
いつもと同じように世話をしていた。
(なんか楽しそうだし、生き物を育てるのはいいことだから)
と思って、ゆめのところに行って、えさをやる許しをもらってやっていたらゆめが、
「いっしょにやろう!」
と言った。
だからそれからはいっしょにやることにした。
そしてそこからうちとゆめの世話が始まった。
いつものようにゆめと二人で世話をしていたら、きん急事態発生!
メダカの水そうの水草がいっぱいであふれそうだった。
二人はそこで先生に言って、急きょ水草の切断手術を開始した。
切断した水草は、袋に入れて、ビオトープに移した。
今、この作品を書いている時に、ゆめが、
「名前をつけよう!」
と言い、私は、
「メダ子とメダ吉は?」
と言ったら、
「ヤダー、何それ~、ちっちゃくてかわいいのがサファイアね。で。食いしんぼうなのが姫ちゃんで…」
私は、必死にスラスラとしゃべっているゆめの事を、ポカンとした顔で見ていた。
口を開けて。
「それで体が黒いのがガングロね。あと、残りの二ひきは似ているから、ふたごちゃんNO1と、ふたごちゃんNO2ね。」
「てか、一人で決めてんじゃん…。」
と思った。
でもすぐに名前がパッと出てくるのはすごいと思った。
「ドジョウにも名前があるんだよ。」
とゆめが言った。
私は正直(ドジョウはみんな似ているから覚えられないじゃん?)と思った。
そしたらその考えは的中。
「でも、覚えられないから、背骨が曲がっているのがおじさん。」
つまり背骨が曲がっているのが分かりやすいからで、
曲がっているところがおじさんに似ているからだと思う。
「マジで?アハハッ。」
と私が笑うと、同時にゆめも笑った。
そして今でもメダカの世話をしている。
時々ドジョウやカメの世話もしている。
楽しい。
たぶんゆめは、その生き物たちのことを友だちだと思っているんだろう。
だから恩返しのかわりに、メダカやドジョウとカメを死なせないように一生けん命世話をしようと思う。
私はゆめのおかげで生き物の世話が楽しくなったんだと思う。
ゆめに感謝している。
自分の家で飼っている鳥の世話もがんばってみよう。
2010年5月2日日曜日
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